うざい親に仕返しをする際のコツ【私はこの方法で救われました】

Life

 

うざい親に仕返しをしたい人

「やられぱなっしで、もう我慢できない!」

「被害者意識が強く、いつも悪者扱いされる。」

「言い返しても、自分の立場が悪くなってしまう。。」

「もう関わってきて欲しくない。」

 

親は、

自分のためなのに、あなたのためと言ってきませんか?

容疑者なのに、被害者という立場をとってきませんか?

 

家庭内で自分だけが孤立してしまい、メンタルを消耗させているのではないかと思います。

今回は、こういった悩みを解決していこうと思います。

 

✔︎本記事の内容

■うざい親に仕返しをする際のコツ

■親に仕返しをする最も効果的な方法を解説します

■結局、「ド天然」には誰も勝てない話

 

✔︎著者の経験

私は父親に21年以上、暴言や暴力、固定観念の押し付けに苦しみました。小さい頃は、父親に仕返しをすることばかりを考えていました。この「仕返し」の捉え方を少し変えただけで、父親からの攻撃を楽にいなすことができるようになりました。

 

今回はうざい親に仕返しをする時の捉え方から、やり方まで解説していこうと思います。

 

うざい親に仕返しをする際のコツ

 

仕返しの基準を変えると、親に仕返しができるようになります。

「やられたらやり返す」

これは一瞬の快感に対して、返ってくる代償があまりにも大きいです。

短期的にスッとするかもしれませんが、長期的に見れば、不幸になってしまいます。

つまり、やり返すことは、自由を勝ち取るどころか、自由を遠ざける行為になってしまいます。

 

うざい親に「〇〇しなさい!!!」と言われたとします。

そこでアナタが「あーー、うるせぇー」と暴れたらどうなるでしょう?

 

互いにヒートアップして、喧嘩になるでしょう。

 

そして、大抵は「親が正しい」という結論に、無理矢理持っていかれてしまいます。

 

「うざい親」を黙らせることが目的ならば、反抗するという手段は適切ではありません。

「うざい親」を黙らせたいならば、全力で話を合わせる方がすぐに解決できます。

 

ここまで読んだ方の中には「いやちょっと待てよ。せめて、何か一つでもやり返してやりたいよ。」と思う方もいるかもしれません。

 

ものすごくわかります。

 

私も小学生の頃から、長年悩んできました。

そして、仕返しする唯一の方法を見つけました。

 

「やられたらやり返す」という思考を捨てましょう

※正直、やられたらやり返すのは不可能に近いです。

 

代わりに、親を手のひらで転がして、その反応を心の中で、バカにしたり、優越感に浸ったりして、楽しむという思考に変えていきましょう。

 

「そんなことできるの?」と、思う方もいるかもしれません。

 

結論からいうと、できます。

 

「親が予測できないような行動や、親の予測を裏切る行動をして、対応に困る親の反応を見て楽しむ」という方法になります。

 

この方法は、相手を感情的にしたり、反対に怒りを鎮めたりすることができます。

※詳しくは第2章で解説します。

 

繰り返しになりますが、自分を守るためにも、仕返しの基準を変えていきましょう。

 

親に仕返しをする最も効果的な方法を解説します

 

親に仕返しをする最も効果的な方法は「予測不能な行動を取ること」です。

 

わかりやすく説明すると、“あえて”逆の行動を取ることを言います。

 

例えば、攻撃するつもりで言ったのに、相手に感謝されて喜ばれてしまう、みたいなことです。

 

まず親は、思い通りにならないもどかしさを感じます。そして、自分の発言を理解してもらえないことに強いストレスを感じたり、予想外の行動で対応に困ったりします。

 

✔︎5つの反応パターン
  1. イライラする
  2. 理解不能
  3. あきらめる
  4. 自分の立場が弱くなっていくことに気づく
  5. なんか良い気分になる
1.イライラする

 

「なんでわかんないんだよ!!」

親の怒りを増幅させることができます。

 

2.理解不能

 

「え、どゆこと??」

親は理解できず、思考停止します。

 

3.あきらめる

 

「こいつに何言ってもダメだ。。」

一生理解してもらえないことを悟り、あきらめます。

 

4.自分の立場が弱くなっていくことに気づく

 

「なんか私、悪者みたいになってる?」

言えば言うほど、自分の立場が弱くなっていることに気がつきます。

※基本的に親は「あなたのため」思考が強いため、何があっても被害者意識を持っています。

 

5.なんか良い気分になる

 

「なんか自分の器が小さく思えてきた。」「まあ、わかったならいいか。(不完全燃焼)」

嫌味を言ったつもりが、全く刺さらなかったので、嫌味を言おうとした自分が愚かに見えてきます。

 

もちろん、上記のように言葉にはしませんが、潜在意識がそのように認識します。

 

逆の発想が最強な理由

この方法が最強な理由は、親がどの反応を選択したとしても自分が優位に立てることです。

 

✔︎反応別の優位

 

1.イライラする

喧嘩は、感情的になった方が立場が弱くなります。

親が感情的になれば、親の立場が弱くなります。

 

2.理解不能

3.あきらめる

4.自分の立場が弱くなっていくことに気づく

5.なんか良い気分になる

必要以上に責めてくることも、嫌味を言ってくることもなくなります。

結果的に、自分の時間を増やすことができます。

 

4. 自分の立場が弱くなっていくことに気づく

5. なんか良い気分になる

客観的に、自分で自分の発言や行為、立場を自覚させることができます。

 

5. なんか良い気分になる

上手くいけば、仲良くなれます。

※ちなみに、私は父親と表面上は仲が良いです。

 

このように、”あえて”逆の行動を取るだけで、親よりも心理的に優位に立つことができたり、親と関わる時間を減らすことができたりします。

 

 

結局「ド天然」には誰も勝てない話

 

“あえて”逆の行動を取るといっても、なかなか想像しづらいと思います。

 

「ド天然」な人を想像してみてください

 

この世に「ド天然」な人に口喧嘩で勝てる人は存在しません

実は、天然が一番強いです。

 

なぜ天然が最強なのかというと、天然は絶対にダメージを負うことがなく、全ての攻撃を勝手にポジティブに変換させてしまうからです。

 

相手の攻撃で回復してしまうので、相手は余計にイライラしていきます。また攻撃を仕掛けますが、また回復します。延々にこのやりとりが続きます。

 

天然を攻撃すればするほど、ダメージが全て自分に返ってきます

 

攻撃が全く通用しないと、相手は「わたしは一体、何をしているんだ?」と客観的に自分を見つめるようになります。

 

上手く行けば、自分の器の小ささに気づくこともあります。

※大半の人は、プライドが許さないため、表面上では認めないフリをします。

 

このように、喧嘩で最も大切なことは、いかに相手にダメージを与えるかではなく、いかに相手のダメージを感じないか、もしくは感じていないように見せることができるか、になります。

 

ボクシングでアナタが、渾身のパンチを繰り出したとします。

「絶対にノックアウトする!」と確信していたのに、相手が全くの無傷で、笑みを浮かべていたら、アナタは絶望を感じると思います。

 

きっと、攻撃すればするほど、自分に自信がなくなっていくはずです。

 

そして、必ず「もう、ダメだ。」とあきらめる瞬間がきます。

 

最終的に、親をこの状態にさせることができれば勝ったも同然です。

 

天然を養殖しましょう

 

ここまで読んだ方の中には「天然って、生まれつきでしょ?」と思う方もいるかもしれません。

 

全くそのとおりで、天然は生まれつきです笑

 

しかし、周りと違うことをすれば、天然と思わせることはできます。

 

私自身、周りと違う行動を続けていたら、周りから自然と「変わってるね。」「天然だね。」「面白いね。」と言われるようになりました。

※周りには無いものを持っているということなので、「変わっている」は最上級の褒め言葉になります。

 

✔︎具体的な行動

  • 怒られたら、超元気に感謝する
  • 命令されたら、興味津々に「なんで?」と尋ねてみる
  • 自慢してきたら、過度に褒めてみる
  • 批判してきたら、超共感して、協力してあげる
  • 直接攻撃してきたら、心配そうに「急にどうしたの?」と聞いてみたり、笑顔で「あー!たしかに、そうかも!」と認めてあげてみたりする
通常の人が絶対にやらないような行動を選択してみましょう!

 

嫌味っぽくやらず、本心でなりきることがポイントです。

 

よく怒られた時、嫌味っぽく「ありがとうございますぅ。」という人がいます。

これは、一種の反抗のように感じるかもしれません。

 

しかし、客観的に見ると、とても幼稚な人にしか見えないのです。

 

心の底から「ありがとうございます!」と言うからこそ、効果があります。

 

あまりにも純粋な子を見ると、応援したくなるような気持ちが芽生えると思います。

反対に、純粋すぎてイライラする人もいますが、イライラすればするほど、立場が弱くなるだけなので問題はありません。

 

  • 「何言ってもイライラするだけだな」
  • 「話しても無駄だな」
  • 「なんか、いつのまにか立場が弱くなってきた」
  • 「なんか、自分の器が小さく見えてきた」
  • 「なんか、イライラが収まった」

結果的に親は攻撃をやめたり、攻撃対象を変えたりします。

 

私の4つのエピソード ※興味がない方は是非飛ばしてください。

 

具体的なイメージが湧かない人のために、私が過去に経験した4つのエピソードを紹介します。

※イメージができている方は是非飛ばしてください。

✔︎4つのエピソード

  1. お寺のワガママな住職
  2. 父親からの直接攻撃
  3. 機嫌の悪さをアピールしてくる部活の先輩
  4. 若者を批判する高齢者のお客さん

 

エピソード1:お寺のワガママな住職

 

私は大学生の頃、お寺でアルバイトしていた経験があります。

そこの住職は、とてもワガママな方で、従業員や学生、パートさんに対して、いつも怒鳴り散らしています。

 

多くの人が、嫌そうな顔をしながら、住職の命令に従い、住職からはやる気がないと怒られ、またやる気がなくなってしまう。こういった、負のループに陥っている現状でした。

 

ある日、住職さんが、「本当に学生は使えねぇなぁ。いいから、アレとってこいよ!」

と怒鳴りました。

 

私は笑顔と大声で「はい!喜んで!!」と叫び、走って取りに行きました。

すると住職は「元気だけはあるんだから。(ニヤッ)」と笑い、機嫌が良くなりました。

 

これは、逆の行動で、良い気分にさせることができた例です。

 

エピソード2:父親からの直接攻撃

 

「お前は本当に〇〇だよな。」と父親から直接嫌味を言われることがよくあります。

その時に「いや、〇〇だし。」と反論したり、正論をいうと、余計に嫌味を言ってきます。

 

そんな時には、”あえて”受け入れています。

 

父親:「お前は本当に〇〇だよな(嫌味)」

私:「そうなんだよね!なんか〇〇なんだよね!笑笑」

 

すぐに認めているので、父親はそれ以上嫌味を言ってくることはありません。

 

これは、これ以上言っても意味がないと判断させて、あきらめさせた例です。

 

エピソード3:機嫌の悪さをアピールしてくる部活の先輩

 

わざと、機嫌の悪さを全面に出してくる女性の先輩がいます。

 

周りは、彼女の機嫌の悪さを察知して、話しかけないようにしています。

 

そんな中で私は、”あえて”話しかけにいき、褒めまくりました。

 

「あ、そういえば〇〇だったんですよね!めっちゃすごいですね!」

と話しかけると、先輩の機嫌はすぐに良くなりました。

※機嫌の悪さをアピールする人には有効です。

これは、逆の行動で、良い気分にさせることができた例です。

 

エピソード4:若者を批判する高齢者のお客さん

 

接客のアルバイトをしていた時の話です。

若者を批判する高齢者のお客さんがいました。

 

ここでは、”あえて”共感と協力をしてみました。

 

高齢者のお客さん:「コロナ禍でもどうせ若者は、平気で外出するんだろう?結局、若者が全てをダメにしてるんだよ。」

私:「それすごく分かります。ああいう人達は、なんで平気で外出するんですかね?」

高齢者のお客さん:「んー。なんでなんだろうな。」

 

ここからは、架空の「若者」という敵を一緒に攻撃します。

この後、その高齢者のお客さんと仲良くなることができました。

 

共感することで攻撃対象をずらし、私を仲間だと錯覚させます。そして、最終的に、良い気分にさせることができたという例です。

 

動物園を意識しましょう

 

ここまで読んだ方の中には「イライラして、そんな余裕ないよ。」という方もいると思います。

私も初めはそうでした。

 

しかし、捉え方を変えれば、できるようになります。

 

動物園を意識してみましょう。

親は檻の中の動物で、自分は安全な檻の外から観察する研究者だと考えてみましょう。

 

檻の外は安全なので、メンタルを消耗することはありません。相手がライオンだろうが、落ち着いて観察することができるはずです。

 

決して同じ檻の中で、会話しないようにしましょう。

檻の中にいなければ、相手の攻撃は自分に届きません。

 

相手は言葉で攻撃しますが、そこに自分も含まれるからイライラしてしまうのです。

 

「自分は檻の外にいるから関係ないんだ!」と、意識するだけで、イライラは感じなくなります。

 

繰り返しになりますが、予測不能な動きをして、動揺した親の反応をみて、優越感に浸りましょう。

 

そのために今日から、人と違うことを意識して、行動してみましょう。

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