こういった悩みに答えます。
子供の正常な発達を邪魔する親の事を「毒親」と言います。
毒親に育てられた、子供は、正常なパーソナリティ(人格)を形成することが難しく、
- PTSD(心的外傷後ストレス障害)
- 自己愛型パーソナリティ障害
- うつ病
- 自己肯定感の低下
- 人間不信
など、さまざまな精神疾患を患うケースが多いです。
一体、「毒親」は、どう対処していけば良いのでしょうか?
✔︎本記事の内容
-
うるさい親の対処法を解説します
-
親がうるさい本当の理由
-
自分の好きに生きた方が良い理由
-
4つの自立があなたを救ってくれる
- まとめ
✔︎著者の経験
「毒親」から自由を手にした私が、今回は「うるさい親の対処法」について、分かりやすく解説します。
うるさい親の3つの対処法
結論から言うと、親の価値観を変えることはできません
残念ながら、親を変えることはできません。
これは、
- 「年上=正しい」
- 「親=偉い=正しい」
といった、
- 年功序列的思想
- 「親孝行」の教え
などの価値観が根強く残っているからです。
なので、対処法としては、
- 「関わらない」
- 「自分を変える」
の2パターンになります。
親が悪いのに、私が変わらなければいけないの??
と、思う方もいるかもしれません。
痛いほど分かります。
私もそうでした。
いつも、周りの家族をみて「いいな。なんで、私は、、」と、毎日思っていました。
しかし、どんな深刻な状況であったとしても、親は変わりません。
このまま「親が変わらない」のに、何も変えないということは、
当たり前ですが、「何も変わらない。」事を意味します。
「何も変わらない=今の状況が一生続く」ことと同じです。
なので、今の状況を変えたい方は、今の行動を変えてみましょう。
それでは解説していきます。
その①:距離をとる
一人暮らしをして、物理的に接触する回数を減らしてみましょう。
✔︎どんな方法か?
オススメは、一人暮らしです。
まずは、あなたのパーソナリティ(人格)を歪ませる原因から離れることが大切です。
それは、下記が理由になります。
- 外の生活を体験する
- 内省する余裕を作る
外の生活を体験することで、「親の教育」のおかしなところに気づけるようになります。
留学した人が「日本」の変わったところに気が付ける現象と同じです。
客観的視点を持つことができるようになれば、
「親は正しくないかもしれない。」と、
洗脳を解くことができるようになります。
「自分を変えたい!」と、強い意志を持っていても、その都度、親に邪魔されてはかなり難しいでしょう。
ちょっとしたことで、
「はあ、せっかくやろうとしたのに。。」と、
諦めてしまいます。
だからこそ、
自分を変えるために、自分で、誰にも邪魔されない環境を整えていきましょう。
✔︎どのくらい効果があるのか?
難易度は高いですが、絶大な効果を発揮します。
自分の人生は自分のものであり、時間には限りがあります。
たとえ、親であっても、子供の人生を操作して良いはずがありません。
もし、一緒に暮らして、辛いのであれば、一人暮らししてみることは、とても良いでしょう。
自分を変えたいのであれば、関わる人を変えあるのが、一番手取り早いです。
一人暮らしは、親えを裏切るみたいで、ちょっと、、
という方もいるでしょう。
分かります。
そういった方は、「親のため」の理由付けで、一人暮らししてみましょう。
これだけは、忘れてはいけません。
その②:距離を置く
親と心理的に距離を置きましょう。
✔︎どんな方法か?
家族内でルールを作って、親と接触する回数を減らしましょう。
- 距離を取ることは「関わらない」行為
- 距離を置くことは「関わりを減らす」行為
なので、親と関わる時間を極限まで減らしていきましょう。
無視したいけど、無視できない。
という方が、ほとんどだと思います。
私もそうでした。
親は、無視しようとするほど、関与してきます。
- 子供に腹が立って、関与してくる親
- 子供が心配すぎて、関与してくる親
- 子供との心の距離が遠くなることに不安を感じて、関与してくる親
このように、さまざまな「毒親」がいると思います。※毒親:「子供の自律を邪魔する親のこと」
なので、親には友好的である姿勢を保ちながら、関わりを減らしていく必要があります。
そのために、「自分ルール」を親に提示することがおすすめです。
【家庭内ルール】
- あなたに歩み寄りたい
- あなたに感謝している
✔︎どのくらい効果があるのか?
難易度は低く、一定の効果を発揮します。
一方的に、無視すると、
親に「精神的に幼い」と思われてしまい、余計に関与していきます。
あえて自分から親の話を聞きにいき、共感と承認をすることで、親は子を精神的に自立していると錯覚するため、一方的に無視するよりも短時間で話が済みます。
「承認」「理解」「譲歩」を使って、親に敵意を感じさせないように注意を払いながら、関わる時間を減らしましょう。
毒親と会話する際に必要な心構えを知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
その③:早く大人になる
自立して、親よりも大人になりましょう。
✔︎どんな方法か?
早めに、身体的に自立、精神的に自立、思考的自立、経済的自立をして、親に干渉されない関係を作ることです。
経済的自立は、難しいかもしれないですが、その他の自立は、行動次第で何とでもなります。
特に、精神的に自立をすることで、「親の矛盾している所」に気づけるようになります。
「私のため」といって「過度に関与する」のは、
目的と手段が一致していないのでは?
そっか、子供の安全を考えすぎると、子供を思い通りに、
動かしたくなってしまうのか。
私も、気をつけよっと。
これは「距離を取る」「距離を置く」といった一時的な対処法とは違い、長期的かつ、根本的な改善になります。
そのため、精神的に自立してしまえば、毒親と暮らしていても、影響を受ける事がなくなります。
- 「親と子」といった、優劣の関係ではなく
- 「人と人」といった、対等な関係として
付き合うことができるようになるのです。
身体的自立、精神的自立、思考的自立、経済的自立についての詳細は、後ほど解説します。
親がいたら、自立どころではない。
と、思う方もいると思います。
分かります。
その通りで、私は出会う「人」に恵まれたから、自立へ歩みを進めることができました。
実際、出逢いに恵まれない方もいると思います。
なので、最終的に「自立」するために、
- 距離を取る
- 距離を置く
を心がけて、親と関わる時間をなくしていきましょう。
自立した後は、親と関わっても問題は生じなくなります。
✔︎どのくらい効果があるのか?
難易度は高く、長期的ですが、より確実に効果を発揮できます。
自分の感情を客観的に捉えられるようになると
- 「親の精神的な幼さ」
- 「目的と手段の矛盾」
- 「論理の破綻」
- 「自己理解の低さ」
に気がつくことができます。
そこで、初めて「親も、一人の人間なんだ。」と、理解することができます。
すると、
親も社会に洗脳された被害者なんだ。
と、同情できるようになり、
親に、感謝する余裕も生まれていきます。
私は、父親が好きではありませんが、とても感謝しています。
ここまで読んだ方の中には
嘘つけ!
と、思う方もいるでしょう。
すごく分かります。
しかし、本当に感謝しています。
あの辛かった経験があるから、今の自分がいます。
親の呪縛から抜け出し、負の連鎖を断ち切りたい方は、「精神的自立」を目指してみましょう。
親がうるさい本当の理由
過干渉する親は、自分の価値観の通りに、子供が成長すれば絶対に失敗しないと思っています。
親は、子供の倍も長い年数を生きているため、「子供よりも正しい道を知っている。」と、思い込んでいます。
この誰しもが持つ「自分が正しい」という考えは、非常に厄介です。
なので、「正しさ」は時代や環境によって異なります。
例)昔は街中でマスクをする人は少数でしたが、現在のコロナ禍では街中でのマスクは必須になっています。
- 昔は、街中でマスクをしなくても良いという「正しさ」があり、
- 今では、街中でマスクをしなければいけないという「正しさ」があります。
- 「手紙」のやり取りが当たり前だった時代があり、
- 「FAX」のやり取りが当たり前だった時代があり、
- 「メール」のやり取りが当たり前だった時代があり、
- 今では「LINE」が当たり前の時代です。
今の親世代の世の中と、若者世代の世の中は間違いなく変わっています。
これは、教育にも同じことが言えるでしょう。
それに対し、過干渉する親は、自分の過去の経験をもとに、子供を教育します。
「時代」は変化しているのに「教育」の仕方が変わっていないのはおかしいですよね。
昭和の「イケメン」と、平成の「イケメン」と、令和の「イケメン」の定義が違うのは、承知のとおりだと思います。
つまり、親の価値観のまま成長しても、成功した人生を送れる事はありません。
まずは、
そして、
「親の正しい」は「親にとっての正しいこと」だと、理解した上で、親と接していくことがとても大切です。
このように、親と、価値観を切り離して考えることが、人生を自分らしく生きるコツになります。
繰り返しになりますが、毒親は、自分の「求める像」や、「教育法」を正しいと思い込んでいます。
自分の好きに生きた方が良い理由
結論から言うと、自分の人生は、自分の好きに生きた方が圧倒的に幸せになれます。
親の決断に従うことで生じるデメリットは、あまりにも多いです。
・他責思考(あいつのせい)
・継続力の低下
・仕事のパフォーマンス低下
・幸福度の低下(不満ばかり)
・平等病(やられたから、自分もやる)
このような、デメリットを回避するために、自分の好きに生きて欲しいと、筆者は思います。
そのために、
「何事も自分で決断する!」
という事を心がけていきましょう。
自分で決断して、失敗したらどうしよう。
分かります。
私も、そうでした。
親に干渉されると、自分で決断することに、ものすごい恐怖を感じるようになるでしょう。
- 間違ったら、どうしよう。
- 怒られるかもしれない。
このように、「決断を間違えたらオワリ」と、考える癖ができてしまいます。
しかし、世の中で成功している人たちは、誰よりも失敗しています。
成功した部分しか切り取られていないため、多くの方は、
- 運が良かったんだろうな。
- 才能があったんだろうな。
と、自分を正当化するために、都合の良い解釈をします。
私もしてしまいます。
もちろん、一部の才能がある人もいます。
しかし、才能がある人だって失敗しています。
そうでない、成功者は、数えきれない失敗をしています。
失敗をしなければ「成功」も「成長」もないと思った方が、気楽に行動できると思います。
もちろん、成功者になれ、沢山失敗しろと、言うつもりはありません。
失敗を極度に怖がって「決断」できない方は、今日から、自分で決断することを心がけてみてください。
選択するときに
- 俺は、これにする。
- 俺が、これを選んだ。
と、自分に言い聞かせるようにしてみてください。
たとえ、人から勧められたものを選択するときも、上記のように、自分を納得させてください。
意味あるの?
分かります。
しかし、めちゃくちゃ意味があります。
これは、「自分で選択した。」と、脳に刷り込みをかける大事な行為です。
「自己決定」は、他人から強制させられて、どうしようもない時ほど、絶大な効果を発揮します。
1種類のお弁当しか売っていなくて、仕方なく購入して、失敗した時は、「この店のお弁当は酷いな。」と、感じてしまうが、
3種類のお弁当の中から、自分で選択して、失敗したときは「やっぱ、あっちにしておけば良かったか。」と、考えるようになる。といった現象と同じです。
人は
- 自分で選択したものは「割り切れる。」
- 他人が選択したものは「割り切れない。」
その結果、常に「決定者」に、責任をなすりつけるようになります。
自分で決断して、失敗しても「まあ自分で選んだから仕方ないや。」と、割り切ることができますが、他人の決断で失敗すると、他人の責任にしてしまう癖が身に付きます。
「親、言ったから。」と。
これは、自分の最愛の人を恨むことだってあり得る強力な心理現象です。
実際、強制力の強い「毒親」ならば、「親のせい」と言えることは、沢山あります。
しかし、その「受動的」な癖が染み付いてしまうことこそ、毒親の術中にハマっていると言えます。
毒親から、本当の意味で解放されたい方は、「何事も自分で決断する」癖をつけましょう。
4つの自立があなたを救ってくれる
親を越えれば、今の悩みの9割を解決することができます。
自立すれば、
- 「親と子供」といった優劣の関係から、
- 「人と人」といった対等な関係になります。
親の意見を鵜呑みにすることが無くなります。
受け流すことも、共感してあげることも、自由自在にできるようになるでしょう。
✔︎自立することのメリット
- 親の支配が及ばなくなる
- 親と良好な関係を気づくことができる
- 親に感謝することができる
- 自分の人生を自由に生きることができる
- 自分の人生を「楽に」生きることができる
自立にもいくつか種類があります。
今回紹介する自立は、以下の通りです。
- 身体的自立
- 精神的自立
- 思考的自立
- 経済的自立
あなたの今の状況と照らし合わせて、
「自分には、何が必要なのか?」
を、一緒に考えていただけると幸いです。
①身体的自立
身体的に親を超えることで、精神的にとても楽になります。
虐待やDVをする親に、立ち向かえる力をつけることから始めてみましょう。
おすすめ順に紹介すると下記のようになります。
- 格闘技
- 筋トレ
- 体を鍛える運動
私も、小学生の頃から13年以上柔道をしてきて、高校生の頃には暴れる父親を取り押さえるくらいはできるようになりました。
「親に怯える必要がない。」という安心感は、大きな精神的余裕になります。
- 親に怯えている方
- 親が偉大だと思う方
- 親が暴力を振るう方
- 親が過度に干渉する方
- 親に何も言い返せない方
は、「身体的自立」を優先して取り組んでみてください。
別に、喧嘩するわけじゃないから私には必要ないね。
という方もいると思います。
たしかに、格闘技や筋トレといった、ハードなことは必要ありません。
しかし、「運動」に関しては、毒親持ちの方全員にオススメしています。
運動は、精神的自立を促進してくれます。
✔︎運動の効果
- 自己肯定感が高まる(ドーパミン)
- やる気ホルモン(テストステロン)が分泌される
- 幸福ホルモン(セロトニン)が分泌される
簡単に説明すると、運動を習慣化させるだけで、幸せを感じ、やる気が出て、自分に自信が付くと言うことです。
私は感受性HSPという「過度に相手の感情を深読みする」性格なため、対人関係でかなり消耗していました。しかし、運動で、体つきが変わることによって、根拠のない自信がつき、人目を気にしすぎて、メンタルを消耗することは無くなりました。
なので、
- 自分に自信がない方
- 人の目ばかり気にしてしまう方
- いつも不幸を感じている方
- ネガティブ思考の方
も運動をすることをおすすめします。
②精神的自立
自分の感情をコントロールして、精神的に親を超えると今の悩みの9割は解決します。
「精神的自立」が最も重要になります。
「精神的自立」=「自分の感情を律すること(自律)」を言います。
簡単に説明すると「自分の感情を自分でコントロールすること」です。
- イライラしたら、鎮める
- 落ち込んだら、立ち直る
- ストレスが溜まったら、発散する
このように、自分の感情をコントロールすることができると、いちいち感情に振り回されることが無くなります。
感情に振り回されなくなると、
- ストレスを溜まらなくなる
- 攻撃を受け流すことができる
- 他人に嫉妬しなくなる
- 他人を攻撃しなくなる
- 人間関係が良好になる
- 習慣化できるようになる
- 運が良くなる
このように、精神的に自立すると、人間が感じる「ストレス」の9割がなくなります。
悩みの大半は、人間関係と言いますが、精神的自立すれば、そもそも「自分以外に意識が向かなくなる」ため、人間関係の不毛な議論に巻き込まれることも、ストレスを感じることも無くなります。
でも、どうやったら感情をコントロールすることができるの?
分かります。
結論を言うと、精神的自立は「これをすればできる!」という確実な方法はありません。
人は、生まれも、育ちも、性別も、性格も、何一つ同じことはありません。
ただ、確実に言えることもあります。
精神的に自立するために必要なことは「自分を深く知ること」です。
自分のことは、自分が一番知っているに決まっているでしょ。
そう言いたい気持ちは分かります。
しかし、感情をコントロール出来ていない時点で、自分の事を理解できていない証拠です。
スマホを触った事がない人が、スマホを操作できないのと同じです。
なので、まずは「自分と向き合う時間」を設けて、「自己理解」を深めて行きましょう。
- 感動したこと
- ムカついたこと
このように、感情が動いたときに「メモ」してみましょう。
そして、
- なんで、感動したのか?
- なんで、ムカついたのか?
を深く掘り下げて、考えてみましょう。
その場で、答えが出なくても大丈夫です。
繰り返し、記入している内に
- 感動することの「共通点」
- ムカつくことの「共通点」
を、見つけることができるようになって行きます。
その共通することこそ、「あなたのこだわり(大切にしていること)」です。
「こだわり」が分かれば、やることは簡単です。
- 「プラス(感動)のこだわり」になるように習慣化させて、
- 「マイナス(ムカつき)のこだわり」にならないように対処する。
これを繰り返す事で、自分を知り、自分を思い通りに動かすことができすようになっていきます。
簡単におさらいすると、
- 自分の感情の変化に気づく
- 感情が動いたら「メモ」する
- 「メモ」が溜まってきたら、共通点を見つける。(一つとは限らない)
- 正の感情になるような行動を増やす
- 負の感情になるような行動を減らす
このように、「自己理解」を深めるためには、常に自分を客観的に見つめ、感情の変化に気づく必要があります。
おすすめは「日記」です。
日記は、自分自身を「文章」で表す行為であるため、「自分の取扱説明書」とも言えます。
本気で、精神的自立したいと思う方は、日記の習慣化をオススメします。
ちなみに、私は、日記で「精神的に自立」しました。
③思考的自立
思考的自立は「自分の頭で考えること」を言います。
※少し難しい内容になっているので、注意して読んでみてください!
自分の考えを持つということは、自分の意見を持つ事を意味します。
つまり、思考的に自立すれば、
君の意見は?
と、言われた時に、自分の意見を述べることができるようになるでしょう。
✔︎思考的自立の特徴
- 自分の意見を述べることができる
- 自分で意思決定ができる
- 説得力がある
- 知識や情報に惑わされなくなる
- 周りに流されなくなる
- 先入観や偏見がなくなる
- 物事を絶対視しなくなる
このように、思考的に自立すると、自分の軸を強く持ちながら、他者の意見を受け入れることができるようになります。
頭ごなしに、
- 「それは、違う。」
- 「間違っている。」
と、否定する癖がある人は、「思考的に未熟」だと言えるでしょう。
一つしか正解がないと思い込み、子供を思い通りに操作しようとする「毒親」は、子供を一人の人間として受け入れられる程の、思考的な余裕がありません。
そういった、親の「矛盾」に気がつく事ができた時、
「絶対的な親」
から
「親も一人の人間なんだ」
として、理解する事ができるようになります。
すると、
逆に、親に同情できる「心の余裕」が生まれます。
もちろん、「親を許してあげましょう。」と、言いたい訳ではありません。
ただ、「親も一人の人間」だと捉えられれば、親に何かを期待することもなくなり、気持ちが楽になります。
どうやったら、思考力が鍛えられるの?
たしかに、思考力って、どう鍛えるのか分からないですよね。
結論から言うと、日常から「問題発見」「問題解決」をしていくことです。
それは、
- 学校のように知識を暗記することでも
- 答えが出ないまま、ずっと悩むことでもありません。
考えることは「答えを出す前提で、仮説を立てること」だと思ってください。
- 曇り空を見て、
- 「雨が降りそうだな。」と予測し、
- 「じゃあ傘を持って行こう。」と行動に結びつける。
これも、立派な「思考」と「行動」です。
このように、日常から「こういった問題が生じるのではないか?」と、仮説を立てることができる人が「思考力が高い」と言えるでしょう。
なので、思考力が高い人は、一つの情報に対し「複数の仮説」を立てることができます。
【水を沢山、摂取することは”なぜ”体に良いのだろう?】
- 仮説①:血液の水分量が増えて、血液循環が良くなるからだろう。
- 仮説②:腸内の水分量が増えて、便通が良くなるからだろう。
- 仮説③:ジュースを飲む量が相対的に減るため、糖分を過剰に摂取する事がなくなるからかもしれない。
- 仮説④:水を沢山飲むことで、食欲が抑えられて、脂質、糖質、塩分の摂取量が減らせるのではないか。
仮説①②は、以前に「思考した答え」を知識として引っ張ってきたものです。
仮説③④は、今「思考して出した答え」になります。
知識をつけることは、非常に重要ですが、それ以上に、思考力の方が重要とだけ、覚えておきましょう。
「思考」するための材料として「知識」があると思っていてください。
思考力さえ磨けば、知らない分野であっても「自分の意見」を持つことができるようになります。
【思考力を上げる方法】
- 手順①:「なぜ?(WHY)」と問いかけて、原因を探す。
- 手順②:「どうする?(HOW)」と問いかけて、解決策を作る。
日常的に、「なぜ」と「どうする」の問いかけて、実践する。そこから、また問いかけて、実践する。これを繰り返すことで、思考力は爆上がりします。
まずは、ご自身の日常生活の見直しから初めてみてください。
- なんで、ゲームはやめられないのか?
- なんで、親はうるさいのか?
- なんで、朝起きれないのか?
- なんで、痩せないのか?
問題は、そこらじゅうに転がっていると思います。
親の思い通りにさせないためにも、まずは、日常を自分で作ってみましょう。
もちろん、解決手段を増やすために「知識」を増やすのも、とても重要です。
「知識」は、盾にも矛にもなります。
「知識」があれば、親に立ち向かうこともできるようになります。
今は、情報をインプットできるツールが非常に多いです。
読書が苦手な方は、「動画」や「音声配信」を使用して見るのが良いでしょう。
✔︎読書が苦手な方におすすめ
・本要約アプリ「flier」月額550円〜
・音声読書「Audible」月額1500円〜(無料で一冊もらえる)
・音声配信「voicy」無料
慣れてきたら、「kindle」や「本」を購入してみると、より学びが深まります。
Kindleは、今なら「無料」で30日間お試しできるので、気になる方は登録してみてください。
Audibleは、今なら1ヶ月間「一冊」無料でもらえますので、読書が苦手な方は登録してみてください。
おすすめの学習法は、音声や動画の「移動中のインプット」です。
その日にインプットした情報を、その日に使用したり、会話の話題にしたりできます。
※心理学は、親と楽に接する方法を学べるので、かなり役立ちます。
親の思い通りにさせないためにも、「学ぶ分野」を自分で作って行きましょう。
④経済的自立
経済的自立は、シンプルに、自分で稼いだお金で生活していくことです。
これは、親の切り札である
誰のおかげで、飯が食えていると思っているんだあああ。
を対処することができます。
親の言い分も分かりますが、立場が悪くなるたびに「お金」を盾にされるのは、かなり厄介です。
学生時代に、経済的自立をするのは、正直、難しいです。
ただ、自分でお金を稼いでいる「事実」そのものが、大切です。
「自分のものは、自分のお金で買っている。」
この事実は、親の支配が薄れていることを意味します。
まずは、少しでも良いので、自分でお金を稼いでみましょう。
稼ぐ方法は、どんなのがあるの?
たしかに、お金を稼ぐ手段について、あまり考える機会はないと思います。
稼ぐ手段は、大きく分けて2つに分けられます。
- アルバイト
- 自分で稼ぐ
※学生をターゲットに考えているため、「就職」「起業」は除きます。「学生起業家」も存在しますが、今回は割愛させていただきます。
恐らく、「アルバイト」は、誰もが知っていると思います。
アルバイトの中にも、大まかに4つに分けられます。
【アルバイト】
単発バイト:一回限りのアルバイト ※短期バイトと明確な違いはない。
短期バイト:短期間(3ヶ月以内)のアルバイト
シフト制アルバイト:長期間のシフト制のアルバイト
成果報酬型アルバイト:成果物に応じて報酬内容が変わるアルバイト
大きな違いは「稼ぎ方」と「働き方」にあります。
【稼ぎ方】
- 「単発・短期・シフト制」のアルバイトは「時間報酬」
- 「成果報酬型」のアルバイトは「成果報酬」
【働き方】
- 「単発・短期・シフト制」のアルバイトは「決められた時間と場所で働く」
- 「成果報酬型」のアルバイトは「時間と場所は自分で決める」
なので、簡単に説明すると
- 「単発・短期・シフト制」のアルバイトは、自由度は低いが時間で稼げる。
- 「成果報酬型」のアルバイトは、成果物で稼ぐが、自由度が高い。
どっちがいいの?
どちらでも構いません。
どちらにも、良し悪しがあります。
ご自身の性格に合わせて、選択して見るのが一番良いでしょう。
【単発・短期・シフト制のアルバイト】
- 決められた方が働きやすい方
- 安定した給料が欲しい方
- 働いた時間で給料を貰いたい方
【成果報酬型のアルバイト】
- 放置された方が働きやすい方
- 自分の裁量で稼ぐ金額を決めたい方
- こなした分だけ給料を貰いたい方
ちなみに補足ですが、私は「成果報酬型のアルバイト」と「単発バイト」を併用していました。成果報酬型は「Uber eats」の配達をしていました。かなり自由度が高いため、スケジュールを自分の意思で決めることができる反面、「行かない」という選択が増えてしまうこともあります。それでも、シフト制のバイトよりも、少ない時間で、沢山稼げるのはとても魅力的です。なので、良い意味でも、悪い意味でも、成果報酬型は「自由すぎる」と言えます。
自分の力で稼ぐ
「自分の力で稼ぐ」というのは、どの組織にも属さず、自分一人の力で稼ぐことをいいます。
将来的に、働きながら副業をしたいと考えている方、
学生のうちから、自分の力で稼いでいきたい方、
もしくは、すでに働いていて、副業してみたいと考えている方は、
ぜひ「自分の力で稼ぐこと」を考えてみて、欲しいと思います。
そして、学生のうちに、自分で稼ぐスキルを身につけておくことをオススメします。
✔︎自分の力で稼ぐ
- プログラミング
- 動画編集
- アフィリエイト(ブログ)
- せどり(転売)
- 投資
- WEBデザイン
- WEBライター
- YouTube
ここでは、具体的な説明を省かせていただきます。
全くイメージがつかない。。
という方は、GoogleやYouTubeで、「副業 種類」で検索してみてください。
実際に、どんな案件があるのか知りたい方は、クラウドソーシングアプリ
- 「ランサーズ」
- 「クラウドワークス」
をダウンロードしてみてください。スマホからダウンロードすることができます。
※クラウドソーシングアプリ:「仕事を頼みたい方」と「仕事をしたい方」のマッチングアプリ
※利用する際は「会員登録」が必要になります。
繰り返しになりますが、経済的自立を果たし、親の意見に振り回されない、人生にしていきましょう!
おすすめは、短い時間でお金を稼いで、自分の時間を捻出することです。
自分の時間をなるべく多く作り、その時間で「自分の力で稼ぐスキル」を身につけていきましょう。
まとめ
以上、今回は「うるさい親(毒親)の対処法」について解説しました。
今回の内容をまとめると
- 親の価値観を変えることはできない。
- 対処は大きく分けて「関わらない」「自分を変える」の2つになる。
- 一人暮らしをして、親と関わる回数を減らす。
- 家庭内ルールを作って、親と関わる時間を減らす。
- 「幼い親」よりも大人なって、早めに対等な関係を作る。
- 親と関わる時間を減らし、その時間を有効活用して、自立を目指す。
- 親がうるさい本当の理由は「自分の経験は正しい」という思い込みによるもの。
- 親の言う通りするデメリットは、大人になった時に、大きな障害になる。
- 人は「自分で選択したもの」に幸福感を覚える。
- 最も大切な事は「自分で決断すること」
- 親と対等な関係になるために、今のあなたに必要な「自立」を身につける。
- 親が怖くて仕方がない方は「身体的自立」が必要になる。
- 親に意識が向いてしまう方は「精神的自立」が必要になる。
- いつも、親に言いくるめられてしまう方は「思考的自立」が必要になる。
- 「養っている。」を切り札に使う親を持つ方は「経済的自立」が必要になる。
- 大切なのは「時間の使い方」にある。
- 親と関わる時間を減らし、自分と向き合う時間を増やす。
- 捻出した時間を「自立」にあてる。
【結論】 短期的に親の対処をしながら、長期的に親を超えていきましょう。
短期的な対処法
- 「一人暮らし」や「家族ルール」で、親と関わる時間を減らしていきましょう。
長期的な対処法
- 浮いた時間を「自分と向き合う時間」にしていくのが良いでしょう。
- 「精神的自立」は誰もが持っておくべきスキルと言えます。
- その他の「自立」は、ご自身の環境に応じて獲得してみてください。
そんな、ストイックなことできないよ。
分かります。
- 1ヶ月で、30時間
- 1年で、365時間
- 10年で、3650時間
メッセージ
私自身、「毒親」に侵され、身体的にも、精神的にもボロボロでした。
今現在、毒親に侵され、幸せな人生を送れない方が、自分の『力』で人生を楽に生きられることを願っています。
これからも、毒親で人生を消耗している方が、幸せな人生を送っていけるような発信を続けていきますので、今後ともよろしくお願い致します!
コメント