親に「勉強しろ」を言わせない9つの方法

Life

 

親に強制されて消耗する読者

  • 「親が勉強しろってうるさい!」
  • 「せっかく、勉強しようと思ってたのに…」

そんな悩みがあるのではないでしょうか?

  • 親はアナタの気持ちを理解しようとせず、主張だけしてきませんか?
  • とにかく勉強させることしか考えていなくて、アナタの気持ちなんて分かろうともしていませんよね?

こういった悩みを解決します。

✔︎本記事の内容

  • 親に「勉強しろ」を言わせない9つの方法
  • 「勉強しろ」と言われた時の4段階の対処
  • あとがき

✔︎著者の経験

私の親の口癖は「勉強しなさい。」です。勉強しようと思っていた時ほど、「勉強しろ」とうるさく言ってきます。その結果、全てのやる気がなくなり、机に向かってもイライラで、全く集中できませんでした。毎日、どうしたら勉強しなさいと言われないようにするかを考え、いくつか検証していきました。

 

本日はその中で、効果があった方法を解説していこうと思います。

 

親に「勉強しろ」を言わせない9つの方法

 

結論からいうと、親に勉強していることを全力でアピールしましょう。

 

親はあなたのことを何も分かっていません

あなたが

  • 「勉強をしているのか?」
  • 「勉強しようと思っているのか?」

など、一切、把握できていません。

 

親は子供の現状を理解しようとはしませんが、どうしても勉強してほしいと思っています。

自分の子供が、今どういう状態なのかよりも、ちゃんと勉強しているのかの方が気になります。

 

正直「ふざけんな。」って思いますよね。

親は、子供が将来失敗して欲しくないという気持ちが強すぎて、子供の現状に意識が向きません。

結果的に、子供が将来失敗するような教育を、親自らが取ってしまうのです。

 

命令する親を持つ子供は、「指示待ち人間」になってしまいます。

上からの指示がないと動けなくなってしまうことです。

私も中学生までは、自分の意思を持たない指示待ちロボットでした。

 

このように、親の関与が強ければ強いほど、子供の将来は大変なことになります。

なので、親にちゃんと勉強していることを認識させて、命令する隙を与えないようにしていきましょう。

 

✔︎具体的な勉強アピール

  1. ①親の前で宿題をする
  2. ②勉強や宿題で分からないことを積極的に聞きにいく
  3. ③日常から勉強について聞く
  4. ④積極的に話しかけにいく
  5. ⑤事前に勉強の宣言をする
  6. ⑥勉強の事後報告をする
  7. ⑦事前に外で勉強するLINEを送る
  8. ⑧読書を趣味にする
  9. ⑨結果で語る

 

その①:親の前で宿題をする

✔︎方法

親がいる目の前で、宿題しましょう。

もしくは、勉強したフリをしましょう。

✔︎メリット

・親に勉強していることを、直接理解させることができます。

・誰がみても勉強をしているので、親の想像力が低くても問題ありません。

✔︎デメリット

・親の前で勉強するのは、良い気分ではないと思います。

・親が目の前にいると、勉強効率が下がる人もいると思います。

 

その②:勉強や宿題で分からないことを積極的に聞きにいく

✔︎方法

現在進行形でやっている勉強や宿題について、親に聞いてみましょう。

✔︎メリット

・現在進行形で、親に勉強していることを伝えることができます。

・基本的に親は、頼られるとかなり喜びます。

✔︎デメリット

・親が質問に答えてくれないときは、ストレスを感じるかもしれません。

※勉強しなさいというくせに、「忙しいから質問しないで。」という親も稀に存在します。

勉強アピールはできているので、「頭が悪い親なんだ。」と割り切っておきましょう。

 

その③:日常から勉強について聞く

✔︎方法

日常生活で、親に勉強について聞いてみましょう。

学校の勉強だけではなく、その他で疑問に思ったことも聞いてみましょう。

(例)ニュース、人生、将来設計、仕事、etc

✔︎メリット

・親に勉強好きだとアピールできます。

・基本的に親は、頼られるとかなり喜びます。

✔︎デメリット

・親が質問に答えてくれないときは、ストレスを感じるかもしれません。

・「うるさい。いちいち質問するんじゃない。」という親がいた時は「せっかく勉強しようと思ってたのに。」と小さく反論してみましょう。

※質問は大切な行為なので、絶対にやめないでください。

 

その④:積極的に話しかけにいく

✔︎方法

親に積極的に話しかけにいきましょう。

✔︎メリット

・親は、子供の現状を把握することができます。

親と子の間でギャップがなくなり、勉強しているということも、把握してくれるようになります。

・親が安心します。

親がうるさいのは、コミュニケーション不足という場合がとても多いです。

子供側から話しかけてあげるだけで、親は満足します。

✔︎デメリット

・自慢する親、若者を批判する親、ヒステリックな親だと、話すだけでストレスが溜まります。

話が長い親ならば、少し話して、すぐに「勉強があるから、また今度ね!」といって、途中で切り上げましょう。

その⑤:事前に勉強の宣言をする

✔︎方法

遊びたい時、後で勉強をしたい時は、親に突かれないように事前に報告しておきましょう。

(例)

  • 遊ぶ場合:「遊んだ後に勉強するね。」
  • 何か用事がある場合:「〇〇終わった後に勉強するね。」

 

時間を厳密に指定しましょう

定型文:「〇時から勉強するから、それまで〇〇するね!」

※具体的な時間を示すと、言葉に信頼性が増します。

✔︎メリット

・親を気にせず、思いっきり遊べます。

・約束を守れば、親からも「約束を守る子」と信用されます。

信用を積み上げるほど、親はうるさく言ってこなくなります。

✔︎デメリット

・勉強時間を指定してくる親には通用しません。

そんな時は、親に、勉強最低時間を聞いてみましょう。

最低時間が3時間なら、その3時間の勉強時間を自分で設計していきましょう。

そして、親に勉強する時間帯を伝えましょう。

勉強最低時間の条件を満たせば、親は文句を言えないはずです。

 

「そんなに勉強できないよ。」と思う方は、とりあえず勉強をしてみて、疲れたら勉強したフリでもしておきましょう。

 

勉強は、机に向かい始める時が1番地獄です。

親に勉強の宣言をして、机に向かう環境を設計してみましょう。

勉強を始めたら、やる気が出ることがあります。

もし、やる気が出なかったり、疲れたりしたら、勉強したフリに切り替えましょう。

 

その⑥:勉強を事後報告する

✔︎方法

その日にやった勉強を、積極的に親に報告していきましょう。

定型文:「今日は〇〇と〇〇の勉強と、〇〇の本を読んだんだ。」

✔︎メリット

・勉強後に、親の目を気にせず、思いっきり遊ぶことができます。

・親は、子供の現状を把握することができます。

✔︎デメリット

・親から信用がないと成立しません。

「事前に報告して、勉強して、事後報告をする。」

この一連のサイクルを繰り返していくと、信用が積み上がっていきます。

 

その⑦:事前に外で勉強するLINEを送る

✔︎方法

外出する際は、事前に勉強することを連絡しておきましょう。

「連絡するのはめんどくさい。」と思う方も多いと思います。

私もめんどくさかったです。

親は、子供が外出することを極度に嫌がります。

そんな親に「勉強してくる。」と、連絡するだけで、親のめんどくささが大幅に減ります。

抵抗があるかもしれませんが、外出する時は「勉強するLINE」を送ってみましょう。

✔︎メリット

・親の心配が和らぎます。

✔︎デメリット

・「家で勉強すればいいじゃん。」という親もいます。

外でなければいけない明確な理由を作っておきましょう。

(例)家だと落ち着いて勉強効率が下がるから、近くのカフェで勉強する。

 

その⑧:読書を趣味にする

✔︎方法

日常的に本を読む習慣をつけましょう。

「本はマジで読めない。」と思う方も多いと思います。

私もずっとそうでした。

私が本を読むようになったのは、大学4年生になってからです。

それまで、本を読むことどころか、文字を読むことにすら拒絶反応がありました。

そんな私が、本を読めるようになった時に思ったことは「もっと、小さい頃から本を読んでおきたかったな。」ということです。

もし、「勉強がつまらなくて、何もできない。」という方がいるならば、読書をおすすめします。

本は教科書のように堅苦しくなく、とても読みやすくなっています。

それでいて、教科書よりもとても実践的です。

なので、まずは自分の好きな分野の本を読んでみましょう。

✔︎メリット

・親に、勉強好きをアピールできます。

・周りから知的な人だと思われます。

・知識の量が増えます。

・知識が深くなります。

・本が自分の心の拠り所になったり、将来の方向性を決めてくれたりします。

✔︎デメリット

・読書が苦手な方は最初は辛いかもしれません。

私も初めは読書が苦手で、全く続かなかったです。

そんな私が、読者を継続することができるようになった考え方を紹介します。

✔︎読書を継続する方法

  • 読書を特別なものだとは思わない
  • 本は全て見なくて良い
  • 目次を見て、気になったところだけを読む
  • 他に読みたい本があれば、今読んでる本を閉じても良い
  • 本の内容に共感してみる
  • 本の内容を批判してみる

例えば、「子供の教育の仕方や考え方」が分かる本を読めば、自分の親の性格や、考え方を知ることができます。

そして、親の教育の間違えに気づくことができます。

このように、読書を趣味にすると、勉強好きアピールから、本当の勉強好きになることができます。

 

その⑨:結果で語る

✔︎方法

テストの点数を親に見せて、実力で納得させましょう。

✔︎メリット

・結果は「勉強した証」なので、1番親を納得させることができます。

✔︎デメリット

・頑張っても点数が伸びないときもあります。

・親によっては、高い点数を取っても、認めてくれない場合もあります。

 

やっていることを全てアピールしていきましょう!

「人にアピールするのってダサい。」「アピールって良くないことでしょ?」

と、思う方もいるかもしれません。

私はまさにそれでした。

ずっとアピールする人がダサいと思っていました。

「努力というのは、人が見えないところでやるべきだ。」

という信念まで持っていました。

 

しかし、現実を言うと、自らアピールしていかないと誰も理解してくれません。

誰も理解してくれないと、ストレスを感じやすくなったり、正当な扱いをしてもらえなかったりします。

  • 「あいつよりも頑張っているのに、なんで俺は。」
  • 「あいつはアピールしかしてないじゃないか。」

こういった、不公平さを感じてしまうことがあります。

 

人間は万能な生き物ではありません。

誰もが自分にしか興味がなく、他者を完璧に理解することなどできません。

 

世の中で成功を収めている人は、この原理を知っています。

だから、成功者は自分を発信していくのです。

もし、アピールすることに抵抗があるならば、自分が行動した分だけを報告していきましょう。

自分がやった分だけの報告なら、嘘でもありませんし、背伸びすることもありません。

繰り返しになりますが、親はアナタのことを1ミリも理解していないので、「勉強好き」を積極的にアピールしていきましょう。

 

「勉強しろ」と言われた時の3段階の対処

「勉強しなさい」と言われたら、また言われないように、すぐに約束しましょう。

具体的に説明すると

「勉強を報告する代わりに、勉強しなさいと二度と言わない。」という約束を、親と交わすということです。

 

✔︎3段階の対処法

  • ①一度は諦めて、約束する
  • ②正直に気持ちを伝えてから、約束する
  • ③反論されたら、論破して、約束する。※最終手段なのでオススメはしません

 

その①:一度は諦めて、約束する

「勉強しなさい」と言われたら、一度は諦めて、次、絶対に言われないように約束をしましょう。

定型文:「今回は、勉強することを報告しなかったから、本当に申し訳ない。これからは、勉強するときに報告するから、『勉強しなさい』って言うのやめてね。」

最初に、相手の意見を受け入れて謝るのは、かなり難易度が高いかもしれません。

しかし、この一言があるかないかで、受け取り側の印象は、全く違います。

 

⒈提案だけする 「『勉強しなさい』っていうのやめて。」

→幼い印象を感じると思います。

 

⒉交換条件を出す 「勉強するときに報告するから『勉強しなさい』っていうのやめて。」

→先ほどよりも、大人っぽく感じると思います。

 

⒊謝罪してから、交換条件を出す。 「今回は、勉強することを報告しなかったから、本当に申し訳ない。これからは、勉強するときに報告するから、『勉強しなさい』って言うのやめてね。」

→大人な印象を受けると思います。

 

自分が後ろに引き下がれば下がるほど、相手は納得しやすくなります。

 

その②:正直に気持ちを伝えてから、約束する

勉強をしようと思っていたことを伝えてから、次、絶対に言われないように約束をしましょう。

 

定型文:「今回は報告しなかったから申し訳ないけど、後で勉強しようと思ってたんだよね。勉強しようと思っているのに、『勉強しなさい』って言われたら、ほとんどの人は、勉強したくなるでしょ?だから、これからは勉強するときに事前に報告するから、『勉強しなさい』って言わないでね。」

 

その③:反論されたら、論破して、約束する。

正直に気持ちを伝えて反論されたら、論破してから、約束しましょう。

※受け流せる心の余裕があるならば、受け流すのが一番です。

  • 「親なんだから。」
  • 「親なんだから言うのは当たり前でしょ?」
  • 「親ってそういうものだから。」
  • 「勉強しなさいっていうのは普通でしょ。」

と言ってくる場合があるだろう。

読むだけで、不愉快に感じられると思います。

この場合の返答例をまとめてみました。

✔︎返答例

  • 「勉強しなさいって言ったら、勉強したくなくなる理屈が分からないなら、あなたは教育する立場ではない。」
  • 「子供の気持ちを考えないのが当たり前で、子供の勉強意欲を奪うことが当たり前なんだね。」
  • 「勉強させたいなら『勉強しなさい』という教育は適切ではないよ。」
  • 「親なんだから当たり前っていう固定観念にしがみついていたら、子供はどんどんバカになるよ。」
  • 「勉強したくなくなる魔法の言葉じゃなくて、勉強したくなる魔法の言葉をかけて欲しい。」

 

感情的に「やろうと思ってたのに!!」とブチ切れるのは絶対にNGです。

親目線で見ると、勉強をしたくない言い訳をしている子にしか見えないからです。

イライラした時ほど、冷静に自分の思いを伝えましょう。

ゴールは、約束をすることだということを忘れてはいけません。

 

あとがき

以上

  • 「勉強しろ」を言わせない方法
  • 「勉強しろ」と言われたときの対処方法

について解説していきました。

今回一番伝えたかったことは、「勉強しろ」と言われるリスクを事前に潰しておこう、ということです。

親は、無神経にあなたのメンタルを攻撃し続けてきます。

攻撃を受けた後の対処だけでは、いずれメンタルが限界に来てしまいます。

なので、何事も先回りして、「攻撃をさせない」ということを意識していきましょう。

繰り返しになりますが、定期的に「勉強している」アピールをして、親の無神経な攻撃を未然に防いでいきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました