うざい親に仕返しをしたい人
「やられぱなっしで、もう我慢できない!」
「被害者意識が強く、いつも悪者扱いされる。」
「言い返しても、自分の立場が悪くなってしまう。。」
「もう関わってきて欲しくない。」
親は、
自分のためなのに、あなたのためと言ってきませんか?
容疑者なのに、被害者という立場をとってきませんか?
家庭内で自分だけが孤立してしまい、メンタルを消耗させているのではないかと思います。
今回は、こういった悩みを解決していこうと思います。
✔︎本記事の内容
■うざい親に仕返しをする際のコツ
■親に仕返しをする最も効果的な方法を解説します
■結局、「ド天然」には誰も勝てない話
✔︎著者の経験
今回はうざい親に仕返しをする時の捉え方から、やり方まで解説していこうと思います。
うざい親に仕返しをする際のコツ
仕返しの基準を変えると、親に仕返しができるようになります。
「やられたらやり返す」
これは一瞬の快感に対して、返ってくる代償があまりにも大きいです。
短期的にスッとするかもしれませんが、長期的に見れば、不幸になってしまいます。
つまり、やり返すことは、自由を勝ち取るどころか、自由を遠ざける行為になってしまいます。
うざい親に「〇〇しなさい!!!」と言われたとします。
そこでアナタが「あーー、うるせぇー」と暴れたらどうなるでしょう?
互いにヒートアップして、喧嘩になるでしょう。
そして、大抵は「親が正しい」という結論に、無理矢理持っていかれてしまいます。
「うざい親」を黙らせることが目的ならば、反抗するという手段は適切ではありません。
「うざい親」を黙らせたいならば、全力で話を合わせる方がすぐに解決できます。
ここまで読んだ方の中には「いやちょっと待てよ。せめて、何か一つでもやり返してやりたいよ。」と思う方もいるかもしれません。
ものすごくわかります。
私も小学生の頃から、長年悩んできました。
そして、仕返しする唯一の方法を見つけました。
「やられたらやり返す」という思考を捨てましょう
※正直、やられたらやり返すのは不可能に近いです。
代わりに、親を手のひらで転がして、その反応を心の中で、バカにしたり、優越感に浸ったりして、楽しむという思考に変えていきましょう。
「そんなことできるの?」と、思う方もいるかもしれません。
結論からいうと、できます。
「親が予測できないような行動や、親の予測を裏切る行動をして、対応に困る親の反応を見て楽しむ」という方法になります。
この方法は、相手を感情的にしたり、反対に怒りを鎮めたりすることができます。
※詳しくは第2章で解説します。
繰り返しになりますが、自分を守るためにも、仕返しの基準を変えていきましょう。
親に仕返しをする最も効果的な方法を解説します
親に仕返しをする最も効果的な方法は「予測不能な行動を取ること」です。
わかりやすく説明すると、“あえて”逆の行動を取ることを言います。
例えば、攻撃するつもりで言ったのに、相手に感謝されて喜ばれてしまう、みたいなことです。
まず親は、思い通りにならないもどかしさを感じます。そして、自分の発言を理解してもらえないことに強いストレスを感じたり、予想外の行動で対応に困ったりします。
- イライラする
- 理解不能
- あきらめる
- 自分の立場が弱くなっていくことに気づく
- なんか良い気分になる
「なんでわかんないんだよ!!」
親の怒りを増幅させることができます。
「え、どゆこと??」
親は理解できず、思考停止します。
「こいつに何言ってもダメだ。。」
一生理解してもらえないことを悟り、あきらめます。
「なんか私、悪者みたいになってる?」
言えば言うほど、自分の立場が弱くなっていることに気がつきます。
※基本的に親は「あなたのため」思考が強いため、何があっても被害者意識を持っています。
「なんか自分の器が小さく思えてきた。」「まあ、わかったならいいか。(不完全燃焼)」
嫌味を言ったつもりが、全く刺さらなかったので、嫌味を言おうとした自分が愚かに見えてきます。
もちろん、上記のように言葉にはしませんが、潜在意識がそのように認識します。
逆の発想が最強な理由
この方法が最強な理由は、親がどの反応を選択したとしても自分が優位に立てることです。
✔︎反応別の優位
1.イライラする
喧嘩は、感情的になった方が立場が弱くなります。
親が感情的になれば、親の立場が弱くなります。
2.理解不能
3.あきらめる
4.自分の立場が弱くなっていくことに気づく
5.なんか良い気分になる
必要以上に責めてくることも、嫌味を言ってくることもなくなります。
結果的に、自分の時間を増やすことができます。
4. 自分の立場が弱くなっていくことに気づく
5. なんか良い気分になる
客観的に、自分で自分の発言や行為、立場を自覚させることができます。
5. なんか良い気分になる
上手くいけば、仲良くなれます。
※ちなみに、私は父親と表面上は仲が良いです。
このように、”あえて”逆の行動を取るだけで、親よりも心理的に優位に立つことができたり、親と関わる時間を減らすことができたりします。
結局「ド天然」には誰も勝てない話
“あえて”逆の行動を取るといっても、なかなか想像しづらいと思います。
この世に「ド天然」な人に口喧嘩で勝てる人は存在しません。
実は、天然が一番強いです。
なぜ天然が最強なのかというと、天然は絶対にダメージを負うことがなく、全ての攻撃を勝手にポジティブに変換させてしまうからです。
相手の攻撃で回復してしまうので、相手は余計にイライラしていきます。また攻撃を仕掛けますが、また回復します。延々にこのやりとりが続きます。
攻撃が全く通用しないと、相手は「わたしは一体、何をしているんだ?」と客観的に自分を見つめるようになります。
上手く行けば、自分の器の小ささに気づくこともあります。
※大半の人は、プライドが許さないため、表面上では認めないフリをします。
このように、喧嘩で最も大切なことは、いかに相手にダメージを与えるかではなく、いかに相手のダメージを感じないか、もしくは感じていないように見せることができるか、になります。
ボクシングでアナタが、渾身のパンチを繰り出したとします。
「絶対にノックアウトする!」と確信していたのに、相手が全くの無傷で、笑みを浮かべていたら、アナタは絶望を感じると思います。
きっと、攻撃すればするほど、自分に自信がなくなっていくはずです。
そして、必ず「もう、ダメだ。」とあきらめる瞬間がきます。
最終的に、親をこの状態にさせることができれば勝ったも同然です。
天然を養殖しましょう
ここまで読んだ方の中には「天然って、生まれつきでしょ?」と思う方もいるかもしれません。
全くそのとおりで、天然は生まれつきです笑
しかし、周りと違うことをすれば、天然と思わせることはできます。
私自身、周りと違う行動を続けていたら、周りから自然と「変わってるね。」「天然だね。」「面白いね。」と言われるようになりました。
※周りには無いものを持っているということなので、「変わっている」は最上級の褒め言葉になります。
✔︎具体的な行動
- 怒られたら、超元気に感謝する
- 命令されたら、興味津々に「なんで?」と尋ねてみる
- 自慢してきたら、過度に褒めてみる
- 批判してきたら、超共感して、協力してあげる
- 直接攻撃してきたら、心配そうに「急にどうしたの?」と聞いてみたり、笑顔で「あー!たしかに、そうかも!」と認めてあげてみたりする
嫌味っぽくやらず、本心でなりきることがポイントです。
よく怒られた時、嫌味っぽく「ありがとうございますぅ。」という人がいます。
これは、一種の反抗のように感じるかもしれません。
しかし、客観的に見ると、とても幼稚な人にしか見えないのです。
心の底から「ありがとうございます!」と言うからこそ、効果があります。
あまりにも純粋な子を見ると、応援したくなるような気持ちが芽生えると思います。
反対に、純粋すぎてイライラする人もいますが、イライラすればするほど、立場が弱くなるだけなので問題はありません。
- 「何言ってもイライラするだけだな」
- 「話しても無駄だな」
- 「なんか、いつのまにか立場が弱くなってきた」
- 「なんか、自分の器が小さく見えてきた」
- 「なんか、イライラが収まった」
結果的に親は攻撃をやめたり、攻撃対象を変えたりします。
私の4つのエピソード ※興味がない方は是非飛ばしてください。
具体的なイメージが湧かない人のために、私が過去に経験した4つのエピソードを紹介します。
※イメージができている方は是非飛ばしてください。
✔︎4つのエピソード
- お寺のワガママな住職
- 父親からの直接攻撃
- 機嫌の悪さをアピールしてくる部活の先輩
- 若者を批判する高齢者のお客さん
私は大学生の頃、お寺でアルバイトしていた経験があります。
そこの住職は、とてもワガママな方で、従業員や学生、パートさんに対して、いつも怒鳴り散らしています。
多くの人が、嫌そうな顔をしながら、住職の命令に従い、住職からはやる気がないと怒られ、またやる気がなくなってしまう。こういった、負のループに陥っている現状でした。
ある日、住職さんが、「本当に学生は使えねぇなぁ。いいから、アレとってこいよ!」
と怒鳴りました。
私は笑顔と大声で「はい!喜んで!!」と叫び、走って取りに行きました。
すると住職は「元気だけはあるんだから。(ニヤッ)」と笑い、機嫌が良くなりました。
これは、逆の行動で、良い気分にさせることができた例です。
「お前は本当に〇〇だよな。」と父親から直接嫌味を言われることがよくあります。
その時に「いや、〇〇だし。」と反論したり、正論をいうと、余計に嫌味を言ってきます。
そんな時には、”あえて”受け入れています。
父親:「お前は本当に〇〇だよな(嫌味)」
私:「そうなんだよね!なんか〇〇なんだよね!笑笑」
すぐに認めているので、父親はそれ以上嫌味を言ってくることはありません。
これは、これ以上言っても意味がないと判断させて、あきらめさせた例です。
わざと、機嫌の悪さを全面に出してくる女性の先輩がいます。
周りは、彼女の機嫌の悪さを察知して、話しかけないようにしています。
そんな中で私は、”あえて”話しかけにいき、褒めまくりました。
「あ、そういえば〇〇だったんですよね!めっちゃすごいですね!」
と話しかけると、先輩の機嫌はすぐに良くなりました。
※機嫌の悪さをアピールする人には有効です。
これは、逆の行動で、良い気分にさせることができた例です。
接客のアルバイトをしていた時の話です。
若者を批判する高齢者のお客さんがいました。
ここでは、”あえて”共感と協力をしてみました。
高齢者のお客さん:「コロナ禍でもどうせ若者は、平気で外出するんだろう?結局、若者が全てをダメにしてるんだよ。」
私:「それすごく分かります。ああいう人達は、なんで平気で外出するんですかね?」
高齢者のお客さん:「んー。なんでなんだろうな。」
ここからは、架空の「若者」という敵を一緒に攻撃します。
この後、その高齢者のお客さんと仲良くなることができました。
共感することで攻撃対象をずらし、私を仲間だと錯覚させます。そして、最終的に、良い気分にさせることができたという例です。
動物園を意識しましょう
ここまで読んだ方の中には「イライラして、そんな余裕ないよ。」という方もいると思います。
私も初めはそうでした。
しかし、捉え方を変えれば、できるようになります。
親は檻の中の動物で、自分は安全な檻の外から観察する研究者だと考えてみましょう。
檻の外は安全なので、メンタルを消耗することはありません。相手がライオンだろうが、落ち着いて観察することができるはずです。
決して同じ檻の中で、会話しないようにしましょう。
檻の中にいなければ、相手の攻撃は自分に届きません。
相手は言葉で攻撃しますが、そこに自分も含まれるからイライラしてしまうのです。
「自分は檻の外にいるから関係ないんだ!」と、意識するだけで、イライラは感じなくなります。
繰り返しになりますが、予測不能な動きをして、動揺した親の反応をみて、優越感に浸りましょう。
そのために今日から、人と違うことを意識して、行動してみましょう。
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