- ちょっとしたミスで凹んで、頭から離れない。
- 仕事ができない自分が、本当に情けない。。
- 追い込み癖が染み付いて、もう、ヘトヘト、
何で、私はこんなに何もできないの。
こんなんじゃ、全然ダメ。もっと、、
このように、
「普通に生きていたい!」と思う反面、心の中で「このままじゃダメなんじゃないか。」と、ソワソワしてしまうことはありませんか?
そういった悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事で紹介する「〇〇したら△△しよう法」を実践すれば、”誰でも”簡単に自己肯定感を高めていくことができますよ!
実際に、私もこの方法で、”自分の人生を生きること”ができるようになりました。
✔︎記事の流れ
- 自己肯定感とは何か?
- なんで必要なのか?
- どうやって高めるのか?
- 注意点すべき点は何か?
- よくある悩みを解決
- まとめ
✔︎著者の経験
私は、22年間、毒親と暮らしていました。
父親からの暴力や暴言、価値観の洗脳、理不尽などは、日常的にありました。
昔は、親の期待に応えることができない自分を否定していました。
「私は、本当にダメダメだ。もっと、、」と。
親に怒られないために、毎日必死でした。
今では、どんな自分も認めることができるようになり、何気ない日常に幸せを感じられています。もちろん、父親とも良い関係を築けています。
記事前半では自己肯定感についてざっくりと、後半では、具体的なやり方や注意点を解説するので、じっくり読んでみてくださいね!
自己肯定感について
自己肯定感を超簡単に
自己肯定感とは「どんな自分であったとしても、肯定することができる状態」を言います。
極端に言うと、
- 周りよりも劣っていて
- 周りよりも能力が低くて
- 周りよりも結果が出なくて
- 周りから可哀想に見られたとしても
「自分は存在していても良いんだ!」と思えているのであれば、自己肯定感は高いと言えます。
まあ、こんな凄い自己肯定感の持ち主は、なかなかいないですね笑
繰り返すと、自己肯定感は「目に見える能力」に惑わされず、自分の存在を受け入れ、肯定できることを指します。
あなたは、幼少期に何かありましたか?
能力が低いのに、自分の存在を認めることなんかできないでしょ。
と、思う方が大半なのではないでしょうか?
たしかに、周りよりも能力が劣っている中で、自分を認めるのって、とても大変なことだと思います。
それでも、認めることは可能です。
そもそも「能力」「他者評価」「優劣」と「存在価値」は、全くの別物であるからです。
幼い頃から
- 良い成績を取れば褒められる。
- 良い成績を取れなかったら誉められない。
という教育を受けていると、
「能力=存在価値」
であると、誤った価値観を刷り込んでしまいます。
そして、
「能力が低い自分には価値がない。」
といった思い込みが形成されていきます。
競わせることを否定しているわけではありません。
ただ、競ってうまくいかなかった時に、受け入れられる環境が必要です。
それが「親」の役割になります。
『毒親育ち』の人が自己肯定感が低い理由は、「受け入れられる環境」がなかったからだと言えます。。
『能力』は一つではない。
そもそも、人の数だけ個性がある中で、たった一つの分野で競い、存在価値に優劣をつける方がおかしいのではないでしょうか?
人はそれぞれ違う生き物であり、一つの分野で競わせれば、その分野に強みを持っている人が優位になるのは当然の話。
✔︎あなたの周りにもこんな人はいませんか?
- 成績は悪くても、ある分野に詳しい人
- 成績は悪くても、コミュ力が高い人
- 成績は悪くても、機械に詳しい人
- 成績は悪くても、人から信頼される人
- 成績は悪くても、話が面白い人
- 成績は悪くても、気遣いができる人
- etc…
このように、人間には必ず、何かしらの「能力」が備わっています。
私自身、スポーツはダメ、頭も悪いです。恐らく、テストの点数のように、客観的な数値で表される評価は、何一つないでしょう。そんな私でも、感受性が高さに特化しています。それも、立派なスキルになります。
「自分を理解しているか、していないか?」
は、そのまま
「他人に振り回されるか、振り回されないか?」
に直結します。
とりあえず、能力洗脳だけ解いておこう。
私に強みなんかない。
そういった方がほとんどではないでしょうか?
わかります。私もそうでした。
自分の強みを理解すれば、そもそも「自己肯定感」では悩みません。
強みとは、その人の「個性」であり、「信念」だからです。
すでに、進むべき方向が決まっているため、多数派に流されにくくなります。
そして、決して忘れてはいけないのは「強みがない人は存在しない。」事実です。
「強み」と表現するから、崇高なものと勘違いされてしまうのです。表現の仕方を変えるのであれば「適性」ですね。
- 自分の「適性」はどこにあるのか?
- 自分はどの方向に尖っているのか?
を常日頃から考えることは、とても重要です。
日記は自分の取り扱い説明書
強みを見つけるためには、自分と対話する時間をなるべく多く取る必要があります。
他人の価値観に、いちいち振り回されたくない。
という方は、日記がオススメです。
商品の取り扱い書を読めば、その商品の詳細や、使い方が理解できるはずです。
それと同じです。
日記は自分の取り扱い説明書になります。自分の強みを探していきたいと考えている方はぜひ、こちら記事をご覧ください。
【効果大】日記の書き方は目的から決める【7種類・7つのメリット】
自分の正しい動かし方を理解すれば、成果を上げていくのも簡単になります。
とは言っても、すぐに強みを見つけなければいけない訳でもありません。
強みを見つけられない自分を否定する必要もないです。
ただ、「能力」と「存在価値」は全くの別物であることだけは、価値観に刻み込んでほしいと思います。
まずは、能力洗脳を解いていきましょう。
自己肯定感の重要性
そもそも、自己肯定感が低いって悪いこと?
自己肯定感が低いこと自体は悪くはありませんが、その影響で、苦しみから抜け出せない状態は良くないですね。
自己肯定感が低いと「自ら行動すること」ができなくなります。自分を疑うという姿勢は素晴らしいですが、存在まで否定してしまうと、何一つ行動できなくなります。
どうせ、自分のやることなんて、間違っているんだし。
正しい、正しくない。
この考え方に雁字搦めにされ、他人からのゴーサインがないと、決断ができません。
「自ら行動する」のではなく「何かに行動させられる」みたいになります。
すると、他人のペースに合わせ続けることになり、心が疲弊していきます。
心が疲弊すると、
心に余裕がなくなり、焦ってしまいます。そんなことで焦ってしまう自分を見て、否定してしまいます。
俺(私)は、こんなことも出来ないのか、、
このように、自己否定の沼にハマります。
それを踏まえると、
自己肯定感が低いことにより、苦しい状況から抜け出せなくなる状態が悪いという意味が、なんとなく分かりますよね。
自己肯定感を高めるとどうなる?
自己肯定感が高いと、人生の難易度はグッと下がります。自分の存在を肯定できるので、他人から否定されようが、自分のやり方が間違っていようが、自分を攻撃する必要がなくなります。
「なんで、こんなにクソなんだよ。」
が、
「そんな自分も可愛いな。」
に変わるでしょう。
少しふざけましたが、最終的に自分を認められれば、理由付けはなんでもいいんです。
自己肯定感が高いと、幸せな人生を送るための好循環を生み出してくれます。
✔︎自己肯定感高いと…
- 他人に否定されても傷が浅い
- 他人に振り回されることがない
- 他人の目を気にせず行動できる
- 自分の本来やりたかったことができる
- 毎日、自分のペースで生きられる
- メンタルの悩みが消えていく
- 幸福度が高まっていく
- 他人を幸せにしようと行動するようになる
- 他人から感謝される
- 他人をもっと幸せにしようと行動する
- 沢山の感謝をもらう
- 感謝し、感謝される関係を築ける
- 幸せな人生が送れるようになる
まとめると、自己肯定感が高まると
- 精神的
- 人間関係
- 自己成長
あらゆる面で、相乗効果を発揮してくれます。
【超簡単】自己肯定感を高める方法
「自己肯定感を高める」=〇〇ということ
自己肯定感を高めるってどういうこと?
恐らく、そんな疑問が出てくると思います。
私も初めは、よく分かっていませんでした。
それがわからないからこそ、沢山の寄り道しました。
しかし、今だからこそ、自己肯定感を高めることの意味がわかります。
「自己肯定感を高める」とは「自分に嘘をつかないこと」を言います。
ものすごい大切なので、これだけでも覚えて帰ってください!
もちろん、言い方は、
- 「自分に誠実でいること」
- 「自分に正直でいること」
- 「自分との約束を守ること」
- 「自分を裏切らないこと」
など、色々あります。
ビックリするほど、綺麗ごとに聞こえるかもしれません。
そんな私みたいな批判的な方や、理系の方に説明するなら、次の通りです。
「感情と行動が一致していること」
信頼できる人を思い浮かべてみてください。
恐らく、真っ先に思い浮かぶのは「嘘をつかない人」ではないでしょうか?
正直で、自分の発言に責任を持ち、行動が伴う人。誠実な人。
どうやら、私たちは
「言っていることと、やっていることが一致している人」に対して「信頼」を置く生き物らしいです。
これは「自分」に対しても当てはまることです。自己肯定感を高めるということは、自分の存在を肯定することであり、それは自分を信頼していなければできないことです。
これは、単なる言葉遊びではありません。
かつての私なら、そんなこと全く信じないでしょう。
他人にしていることを自分にもしよう。
まずは、自分の「感情」を無視するのはやめましょう。
自分を、他人と同じように接してあげることが大切です。
不機嫌な人がいたら、機嫌を損ねないように、ふるまうと思います。
落ち込んでいる人を見かけたら、慰めてあげようと思うし、何か思い詰めている人がいるなら、話を聞いてあげようと思うのではないでしょうか?
それが自分の事になるとできなくなってしまう方、多いですよね。
少なからず、私はできていませんでした。
ちゃんと、自分の「どうしたいのか?」に、耳を傾けてあげてください。
何か悩んでいるのなら、悩んでいる自分に気づいてあげましょう。何か思い詰めているなら、何を思い詰めているのか、話を聞いてあげるのです。
あなたの意見を受け入れてくれる人に話すのも良いでしょう。
今の感情を吐き出すために、独り言や、メモを利用するのもアリですね。
今すぐに!自己肯定感を高める5つの方法
今回は「イフゼンプランニング」という最も有名な習慣化テクニックを活用しています。
イフゼンプランニングとは「〇〇したら△△する」方法を言います。
- 〇〇=自己肯定感を下げる現象
- △△=自己肯定感高める(自分に合った)対処法
この2つをセットにすると、自己肯定感を低下要因を、上昇要因に変えることができます。
その①:感情が抑えられなくなったらメモで吐き出そう
ガス抜きのように、負の感情は外に排出しましょう。
体内に、負の感情を溜めておくと、それがストレスに変異します。ストレスを持ったままの状態は、体に重しをつけたまま日常を過ごすのと同じです。
なんか、体重いなぁ。調子悪いなぁ。やる気出ないなぁ。
そんな状況では、負の感情が積み重なっていく一方です。身体的疲労と違い、目に見えないため、知らず知らずの間に、深刻化することが多いです。
ストレスが自分に嘘をつく原因!?
負の感情を持ったまま、何か作業をする。これは、
「やりたくないのにやる。」
という
感情と行動が一致していない状態になりやすいです。
- この人にイライラしているけど、命令だし、やるしかない。
- こんなのやりたくもないのに、やらなきゃいけないのかよ。
- 今日はやる気出ないけど、仕事だしなー。
組織や、他人に不満を抱きながら、仕方なくやる状態は「自分に嘘をつく」キッカケを与えてしまいます。
そんな状況から抜け出すためにも、負の感情は、早期に発見して、駆除しなければいけません。
でも、ムカついて、その感情をぶつけたら人間関係悪化するでしょ。
という意見もあるでしょう。
その通りです。
だからこそ「メモ」がおすすめになります。
誰にも文句は言わせませんし、誰かに迷惑をかけることもありません。”自分”という読者さえいれば、十分です。
- 今、思っていること
- イライラしていること
- 気に食わないこと
- ソワソワしていること
- モヤモヤしていること
これらを翻訳するように、言語化することが大切になります。
言葉にして、それを目で確認することで、脳が整理されます。
心のモヤモヤが自然となくなり、納得感が得られるのです。
部屋を整理整頓すると気分が良くなるように、頭の中も整理整頓して、綺麗に保つことが重要です。
頭の中にゴミを見つけたら、秒で捨てていきましょう。
その②:結果に絶望したら、過去の成長に目を向けよう
結果ばかりに目を向けると、完璧主義に陥るリスクが高まります。
特に、自己肯定感が低い人ほど「完璧主義」になりやすいです。自分の存在を肯定できないため、失敗したら、自分に価値がないと否定してしまうようになります。
それが怖いから、行動できなくなるんですね。
結果を求めることは大切だが、結果にこだわり過ぎると、誰だって行動できなくなりますよね。
一発で成功する必要ありますか?
もっと、失敗前提で行動しても良いのではないかと思います。
その方が振り切って行動できると思います。
とりあえず、やってみる。
くらいのノリで問題ないでしょう。
期待通りの結果が得られなかった時は、反省しながらも、その行動をしたことによって、
「得られたこと」
に目を向けましょう。
あとは、期待通りの結果を得られるようになるために、改善して、また行動すれば良いだけです。
何事も、1発成功を狙うから、挫折したり、自分を否定したりしてしまうんですよね。
その③:ネガティブに気づいたら、ポジティブ要素を3つ見つけよう
ネガティブ思考は「思い込み」と「洗脳」でできています。
物事には必ず、良い面と悪い面が存在します。ポジティブに捉えるのも、ネガティブに捉えるのも、その人の自由です。
目の前に「事実」があって、それに対して「ポジティブスイッチを押すか?ネガティブスイッチを押すか?」は、その人次第なんですね。
「今日の天気は雨です。」と、言われたら、どう思いますか?
そう聞くと「最悪だなぁ。」と、憂鬱になる人は多いでしょう。
でも、雨が嬉しいと捉える人もいますよね。
雨で、持久走が無くなった時、めっちゃ嬉しくないですか?まあ、それも人によって、捉え方が違いますね笑
実は、そう言った些細な捉え方の積み重ねで、その人の自己肯定感は形成されているのです。
そう考えると、些細なことも大切に考えられるようになると思います。
追い込み癖が強い人ほど、「良い面」の基準を高くしがちです。
俺は、こんなもんで、良い気になっちゃいけない。
こんなことで認めちゃいけない。満足しちゃいけない。
体育会出身の私は、この考えでかなり消耗していました。
自分を追い込める才能は素晴らしいことではありますが、それは自分を受け入れられる土台ができてから、やりましょう。
自分の〇〇にアンテナを貼ること
自分の感情にアンテナを貼りましょう。
ネガティブになった時、
あ、今、ネガティブになっているなあ。
と、気付くことは、とても大切です。
この気づきを癖づけられたら、「捉え方」を変えるチャンスだと思ってください。
ゲーム感覚で良いので、
「これをポジティブに捉えるなら?」
と、お題を出し、3つほど答えを出してみましょう。
【事実】:寝坊して怒られた。
【解釈】:
①睡眠時間が確保できて、調子が良い。
②走ったので、良い運動になった。
③怒られたお陰で、生活習慣を良くしていける。
ざっと、こんな感じです。
それ意味あるの?
と、思うかもしれません。
そんなことで変わるんのかい。と、ツッコミたくなる気持ちもわかります。
先程の「雨」の例と、同様、その人のマインドは「些細な捉え方の積み重ね」で成り立っています。
自分の捉え方を大きく変える方法は、日常の些細な捉え方を一つずつ変えていくことだけです。
焦る必要は、全くありません。
1日一個ずつ、変えていけば、一年で360個のポジティブな捉え方を身につけられます。
その④:何かに急かされていると感じたら、深呼吸しよう
何かに急かされているような、心が浮ついた感覚になることはありませんか?
自己肯定感が低い人は、何かに急かされやすいです。
私自身、今でも、いつのまにか急かされてしまう瞬間はあります。
- 「やらないと。」
- 「急がないと。」
焦ると、ミスしやすくなりますし、そもそもやっていることに集中できません。
ヤバい、急がないと。ミスできない。間違えられない。。人が待ってる、、あー。
こういう時ほど、自分でもビックリするくらい何もできなくなります。
そんな無力な自分を見て、
- 「コイツ使えないな。」って思われているんじゃないか?
- 呆れられているんじゃないか?
- 怒られるんじゃないか?
- こんなこともできないのかよ。
- まじで、無能だわ。。
自分の能力の低さや、精神的弱さを呪い、その場から逃げ出したくなる方もいるのではないでしょうか?
なので、「焦っていること」に気がついたら「深呼吸」をしてみてください。
それで、変わるの?
疑いたくなる気持ちもわかります。
しかし、焦る人ほど「一瞬の落ち着き」は、とても有効です。
ミスが減るだけでなく、周囲からも堂々と見えるので、不安な感情を感じ取られることがなくなります。
焦らせている正体は、自分だった。
焦れば焦るほど、効率からかけ離れるので、一旦深呼吸してみましょう。
そして、気がつきます。
「焦らせているのは、自分だった。」と。
勝手にヤバいと思い込み、勝手に自分を焦らし、勝手にうまくいかなくなっている状態なんですね。
人間は、あなたが思っているほど、他人に興味がないし、見ていないんですよ。
焦ることは、合理的な行動から逸脱してしまうので注意していきましょう。
その⑤:緊張で心に余裕がなくなったら、”あえて”ゆっくりしよう
緊張して、頭が真っ白になることってありますよね。
人は、心に余裕がない時ほど、早口になったり、落ち着きがなくなったりします。
そんな時は、”あえて”ゆったりする勇気を持ちましょう。
私自身、緊張でガチガチになるタイプです。
✔︎当てはまるものはありますか?
- 間違っていると思われたくないから小さな声で話す。
- とにかく早く終わらせたくて、早口言葉になる。
- 相手の反論に恐れて、言い訳から入り、結論を濁す。
- 自分の意見に自信がなく、語尾をモゴモゴさせ、話の内容をうやむやにしようとする。
- 沈黙が怖く、話を途切らせないよう必死になってしまう。
自覚症状なしで、やってしまっている方がほとんどでしょう。
もし、あなたが発言した後に、
- 「ん?」
- 「え?なんて?」
- 「ごめん、もう一回。」
- 「ちょっと、早すぎて何言っているか分からん。」
- 「最後の方、ちょっと聞こえなかった。」
- 「なんて言ってるか聞こえない。」
- 「何が言いたいの?」
- 「つまりどういうこと?」
- 「結論は?」
と、聞き返される方であれば、要注意ですね。そんな自分を自覚したら、受け止めてあげましょう。
今は、全くと言って良いほどなくなりましたが、かつての私は上記のようなタイプでした。
あなたは緊張すると、どうなりますか?
「誰かのペース」を「自分のペース」に変えるのは簡単な話
ぜひ、やっていただきたいことがあります。
それは
緊張した時ほど「沈黙する」
余裕がない時ほど「ゆったりする」
ということです。
これをやるだけで、周囲からは
「なんで、こんなに堂々としているんだ!?」
と思われます。
そして、「自分のペース」を掴めるようになっていきます。
それが分かれば、
「周囲の空気に飲まれている状況」
から
「自分のペースで周囲を支配する状態」
に変えることができます。
行動から脳をバグらせる
なんで、ゆっくりさせるだけで、心の余裕が取り戻せるの?
そう思った方もいるのではないでしょうか。
分かります。
それは、脳が外部からの影響に反応しやすいからです。
先程、感情と行動が一致していないと、ストレスになると説明しました。
脳は、情報を適切に処理するため、矛盾を嫌います。
それにより、無理矢理にでも、感情と行動を一致させるように、働きかけをします。
有名な心理効果に「吊り橋効果」があります。
好きでもない人と、ドキドキする場所に行くと、脳がそのドキドキを「その人」のせいだと誤認します。そして、「その人のことが好きなのかもしれない?」と、無意識に思い込んでしまう効果のことを言います。
このように、脳は感情と行動を一致させようと必死になります。
脳が「行動」に従順になる?
ゆったりしている人をみて、緊張しているように見えますか?
見えないですよね。
あなたの脳もすでに、それを知っています。
だから、
あえて「ゆったりする」することで、脳が
こいつ、緊張しているはずなのに、なんで、ゆったりしているんだ??
と、バグり始めます。
そのバグを解消させようと、脳が勝手に
もしかして、、実は、落ち着いてんじゃねーの?
と、思い込むようになります。
このように、
自信がある人がやりそうな行動をすれば、自信があると脳が勝手に解釈してくれるようになります。
なので、緊張で一杯一杯になったら、スーパースローを意識してみましょう。戦場カメラマンの渡部陽一のような話し方をするくらいがいいですね。。(知らない人は、検索してみてください。)
もっと、本格的に高めて行きたい方へ
以上、自己肯定感を高める「〇〇したら△△法」を5つ紹介しました。
かなり実践的で、リアルな事例を取り上げさせていただきました。
この5つの方法のうち1つでも取り入れられれば、確実に、今よりも「自分のコントロールの仕方」が理解できるはずです。
コントロール出来る範囲が広がることは、自分に失望する確率が減る事を言います。
自分を否定する機会が減れば、自動的に自分を肯定する機会が増えていきます。
まずは、焦らず、気になった1つから取り入れて実践してみましょう。
もっと、自分を変えていきたい!
といった、向上心の高い方もいるでしょう。
こちらの記事では、
無料で「自己肯定感を高める法則と手法」を余すことなく解説しております。
『〇〇したら〇〇しよう法』の効果を実感できた方は、ぜひご覧ください。
【必見】自己肯定感を高める最も重要な法則【敏感さんのための講義】
自己肯定感の注意点とコツ
人生は、障害物競走に似ています。
「何かしよう」と思ったら「それを阻む障害」がセットで、目の前に現れます。
その障害を一つずつ、
- 乗り越えたり
- すり抜けたり
- 回り道をしたり
- 誰かに手伝ってもらったり
して、前に進んでいくんですね。
私が言いたいことは、
「自己肯定感を高めよう!」と思えば、必ず「自己肯定感を低下させる障害」もセットでやってくるということ。
なので、
その「障壁」を事前に知っていただき、効率良く自己肯定感を高めていってほしいと思います。
早く結果を出そうという心理に要注意!?
早く結果が欲しい。。
誰もが持っている感情ですよね。私にもあります。
早く結果を出そうと頑張ることは、とても素晴らしいことです。
しかし、「早く結果を出そう」と思えば思うほど、自分への期待値が高くなり、挫折しやすくなります。
人間の負の感情は「期待」に答えられなった時、襲ってきます。
期待値を超えられない自分を否定してしまえば、自己肯定感を高めるつもりだったはずが、どんどん自信がなくなっていくという最悪の結果を生みます。
それが、「何をやっても続かず、どんどん自信をなくしてしまう人」の心理です。
私、何やっても長続きしない性格なんですよねー。
このような、失敗経験の積み重ねは、自分の能力を過小評価する癖が付くので、気をつけましょう。
なので、
日々、少しずつ、前に進んでいる感覚を実感することが、実は、最速で自己肯定感を高める方法だったりします。
「早く成長すること」よりも「些細な成長に気づける目を養うこと」が大切です。
何事も、急がば回れがですね。
「最悪の想定」は自己肯定感を加速させる
自己肯定感を低下させるリスクを、排除させていくことから始めるのが大切です。
ある意味、何不自由なく生きていれば、自己肯定感は勝手に身に付きます。
しかし、人間は「社会的な動物」であり、自分以外の人と関わらなければ生きていけません。。
そうやって、他者との関わることで、自己肯定感は低下していきます。人間関係の副作用だと思ってください。
- 他者と比較したり。
- 他者から比較されたり。
- 他者から評価されたり。
いつのまにか「価値基準」が狂っていきます。
今後も、他者との関わりによって、自己肯定感が下がる状況があるでしょう。
それを事前に理解し、準備しておくことが大切です。
その方法として、
『〇〇したら△△しよう法』があります。
〇〇という自己肯定感が下がる要因が現れた時、△△という対処法をするということ。
このように、「自分だけのルール」を作っていくのがおすすめです。
✔︎自分ルールの効果
- 自分だけの”喜び”を見つけられる。
- 自分ルールを守ることで、自分を信用できる。
- 周りのルールに振り回されなくなる。
それを実践し、繰り返す事で、歯を磨いたり、ご飯を食べたりするように、何も考えずできるようになっていきます。これを「無意識化」と言います。
私は、人にキレることがない分、『物にキレる』というヤバい性格があります。
なので、『物』にイライラしたら、『笑顔で、物を褒める』と決めています。
※外から見たら、マジで危ない人なので、絶対に近づがないようにしましょう。
話を戻すと、
このように『自分ルール』を増やしていく行為こそ、自己肯定感を高める秘訣になります。
人生の選択を、他人に決められるのではなく、自分で決める。ってことですね。
良くある質問を2つ紹介
その①:行動できないのは、自信がないから?
しばしば「自信がないから、行動できない。」という言葉を耳にすることがあります。
これは、半分は合っていますが、半分は間違っています。
もし、そのような認識があるならば、今すぐに断ち切って欲しいと思います。
たしかに、自信が有れば、行動することは簡単です。
そして、自信がなければ、行動するモチベーションはないでしょう。
自分のやろうとしていることは、間違っているかもしれないし、誰かに怒られることかもしれない。
と思ったら、一歩目は重くなります。
どうせ自分なんかが、何かやったって、なんも変わんないし。
と、すでに諦めムードであれば、そもそも行動しないですよね。
私もそうでした。
しかし、行動しなければ、自信は身に付かないというのも、また事実です。
この矛盾が分かりますか?
伝えたいことは、
「自信がないから行動できない。」という考え方を捨て、
「自信をつけるために行動する。」という考え方に切り替える必要があるということです。
「行動したいのに、自信がないから行動できない。」という正当化は、先程説明した「感情」と「行動」が一致していない状態を指します。
そして、脳はこのように解釈します。
”自信がない”というそれっぽい理由を用意してまで、行動したくない意志の強い人なんだね。
しかも、行動できない理由を付けないと、行動しない自分を認めることができないなんて、どれだけ、自分を信用していない人なんだよ。
そにような解釈を経て、
行動していないってことは、行動したくないんだね。
と、結論を出します。
このように、脳は、物事を残酷なほどに、単純に処理するんですね。
行動しない宣言は自信があるからできる
どうせアレだろ?行動しない奴をバカにした、意識高い系の主張だろ?そんな綺麗ごとで、世の中上手くいかないから。
言いたいことは分かりますが、私も「行動しない奴は悪だ。」なんて、言うつもりは毛頭ありませんよ。
むしろ、行動しなくても、満ち足りている状態がの方が、理想です。
自己肯定感とは「これで良い。」と思える状態なのですから。
大切なのは、自信を持って「NO」と言えることです。
その際に
、変な言い訳や、自分を正当化する行為が問題ですよね。
やらないならば、理由で武装するのをやめ「やらない!」と宣言しましょう。
それが「自分に嘘をつかないこと」にもつながります。
サボることは悪くない
行動するならば、感情も行動側に合わせることであり、
行動しないならば、感情も行動しない側に歩み寄ることが重要です。
少し難しいことかもしれませんが、とても大切なことなので、詳しく解説します。
「サボること」は問題ではありません。
「サボる理由を考えて正当化すること」が問題です。
つまり、
サボるなら積極的にサボる!
変に自分を
- 保護するような
- 保険をかけるような
- 正当化するような
- 賢く見えるような
- 背伸びをするような
- カッコつけたような
- それっぽいような
嘘を付くことだけはやめてほしいと思います。
「自分のやったことを認められない。」ということは、自分を信用していないことにもつながります。
自己肯定感は下がる一方ですし、一度、正当化する癖がつくと、戻れなくなります。
「嘘を付くとバチが当たる。」という言葉の本当の意味は、そこにあるのではないでしょうか?
正当化に気付いたら潔く白旗を。
私が言いたいことは、「誰よりも白旗を早く揚げてほしい。」ということです。
めちゃくちゃ怒鳴りちらす、身の危険を感じるような上司であるならば難しいですが笑
それでも、後々信頼を失う事を考えれば、白旗は早めにあげたほうが良いですね。
そもそも、自分の失敗を報告できない組織は、まともではありません。
飾らず、失敗を素直に認められるからこそ、自分からも、他人からも、信頼されるようになります。
そう考えると、自己肯定感を高められるだけでなく、人間関係もうまく行くので、かなりコスパが良いことではないかと思います。
その②:なんか、ワガママになった気がする。。
自己肯定感を高めていこうと、日々行動し続けているあなたは今、こう感じてはいませんか?
なんか、以前よりも、ワガママになった気がする。。
もちろん、そう感じていなければ、そのまま継続してもらって構いません。
私は、自分が「傲慢になったのでは?」と感じることが何度もありました。
安心してください。
そう感じてしまうのは、あなただけではありません。
自分を責めて、追い込み癖が強い人ほど、その傾向があるので、自分を否定することも、罪悪感を感じる必要もありません。
そのまま受け入れてあげてください。
「都合の良さ」を理解するだけで十分
自己肯定感とは「都合よく解釈すること」でもあります。
物事には良い面も、悪い面もありますよね。
ポジティブに捉えるということは、悪い面を理解しておきながらも、”都合よく”良い面に目を向けることになります。
むしろ、「悪い面も見ることができている。」ということは、大きな強みなのではないでしょうか?
「都合の良さ」を理解した上で、都合よく解釈すれば、それは「都合良くない状態」になります。ちょっと、何言ってるかわからないですね笑
ネガティブ出身の強みは「〇〇」能力
根っからのポジティブな人ほど、楽観的で、「ワガママ」であることに気がづけないことが多いです。
この気がつかない状態が、現状を正しく認識できなくさせます。
底抜けに明るい、空気の読めないタイプの人ですね。
他人の気持ちが分からなかったり、「自分にできることは、他人もできて当たり前だろう。」と思い込んだりし、人間関係が上手くいかなくなるケースが多いです。
その反対に、ネガティブ出身だと、常に批判される前提で行動できます。
それは「現状把握能力」が高い証拠です。
「私は、ワガママになっているんじゃないか。」と思える特権を活かしてみましょう。
ネガティブがあることを理解し、”あえて”ポジティブを選択するということです。
ネガティブがあることを自覚していれば、現状と認識の歪みを抑えることができるでしょう。
なので、思う存分、ポジティブを選択してみてほしいと思います。
まとめ
上記で説明した『自分に嘘をつかないこと』を理解し、『〇〇したら△△しよう法』を実践していただくと、今後は「このままじゃ、ダメなんじゃないか、、」と焦ることはなくなり、「もっと、自然体で良いんだ!」と自分を認められるようになります。
最後に、もう一度内容を確認しましょう。
- 自己肯定感とは、どんな自分であったとしても、受け入れ、肯定できることをいう。
- 自分を認められなくなったのは、幼少期の頃の何かしらの洗脳が原因かも?
- 「能力」と「存在価値」を切り離して考えることが第一歩になる。
- 自己肯定感が低いのが悪いのではなく、逃げ場がなく、苦しんでいる状態が悪い。
- 自己肯定感が高いと、人生、上手くいきやすい。
- 自己肯定感を高めることとは、自分に嘘をつかないということ。
- 信頼できるから、肯定できるのは、自分も他人も同じである。
- 感情が抑えられなくなったら、メモして、脳のゴミを処理しよう。
- 結果に絶望したら、成長できたことを挙げてみよう。
- ネガティブに気づけたら、ポジティブに置き換えるゲームをしよう。
- 何かに急かされていると感じたら、一度、立ち止まって深呼吸しよう。
- 緊張で心に余裕がなくなったら、”わざと”ゆったりしてみよう。
- 早く結果を求めると、絶望しやすくなるため、おすすめしない。
- 自己肯定感を高める最速の方法は、些細な成長に気づきながら、事前に、最悪の想定をし、リスクを排除していくこと。
- 「自信がないから行動できない。」を「自信をつけるために行動する。」に切り替える。
- 「潔く白旗をあげる勇気」こそ、自分を最大に肯定すること。「ごめん。」が言える強さを持とう。
- 「都合の良さ」に気がつけるのも才能である。
- 分かった上で、ポジティブを選択するということを忘れない。
以上で、「自己肯定感を高める簡単な方法」の解説は終わりになります。
少しでも、前向きになれたら幸いです。
今回の内容を実践し、効果を実感された方の中には、こういった方もいると思います。
もっと、突き抜けたい!
もちろん、焦りは禁物です。
「少しずつ、変化を実感することが大切である。」ということを、頭の片隅に置いておいてほしいと思います。
そんな中でも、もっと効率よく、自己肯定感を高める方法はあります。
こちらの記事は
自己肯定感の高め方の全てを解説しています。
少しボリュームは多いですが、確実に、あなたに合った方法が見つかるはずです。
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補足ですが、
「自分でやり方を選択していく」行為自体が、自己肯定感をグッと高めてくれます。
常に、選ぶのは、”あなた”です。
間違った選択をすることはいくらでもあります。
失敗や、成功などはどうでもいいことです。
「自分で選んだ」という事実が重要になります。
小さい決断に愛情を持つというのも素敵ですよね。
それでは!
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