✔︎本記事の読者
口を開けば、自分のことしか話さないし。
あの人、偉そうなこと言うけど、何もしてないよなぁ。口だけかよ。
それなのに、被害者意識だけは強いんだよなぁ。
誇張するだけならまだしも、相手のことも馬鹿にするし、どんな思考回路してるんだー。
こういった疑問に答えます。
- 自己肯定感とナルシストの関係を知りたい方もいれば、
- 知り合いがナルシストで困っている方もいると思います。
- もしかしたら、あなたのパートナーがナルシストの気質を持っていて、その都度、メンタルを消耗しているという方もいるかもしれません。
近年、「自己肯定感」という言葉が注目されています。
自己肯定感が低い人が急増し、社会的な問題にもなっています。
自己肯定感の低さは、うつ病、引きこもり、ストレス障害、パーソナリティー障害といった「心の病」を引き起こす原因になります。
今回紹介するナルシストも「自己愛性パーソナリティ障害」という心の病の一つです。
あなたが人間関係で「嫌だな。」「面倒くさいなぁ。」と、感じる人のほとんどは、「自己愛性パーソナリティ障害」の気質があるといっても良いかもしれません。
もしくは、あなた自身も、ナルシストに該当する可能性があるかもしれません。
一体、ナルシストとはどういった人で、なぜ起きてしまうのでしょうか____。
✔︎本記事の内容
- 自己肯定感の低さとナルシストの関係性
- 「ナルシスト」って、どんな人?
- 「恥」を最も嫌う性質がある
- ナルシストの原因の9割は「毒親」
- 完璧主義はナルシストに陥りやすい!?
- 「過去の栄光」はナルシストを作り出す
- 「メンヘラ」も「ナルシスト」も根本は同じ!
- 現実逃避が被害者意識を生む
- 誰しも「悲劇のヒロイン」になりたい【認められればOK!】
- 現実を知るから、理想が見える【順序を間違えないように!】
- 近寄らない、関わらないが鉄則
- 対処法は、ひたすら「承認と称賛」をするしかない。
- まとめ
✔︎著者の経験
「自己愛性パーソナリティ障害」を克服した私が、今回は「自己肯定感が低いナルシスト」について、分かりやすく解説していきます。
自己肯定感の低さとナルシストの関係性
ナルシストの人は、自己肯定感が低いのが特徴です。
現実の自分を受け入れることができず、本来の自分を周りに隠して生きています。
自己肯定感とは「ありのままの自分に、価値を感じること」を言います。
自己肯定感について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ナルシストの人は、”現実の自分”つまり、ありのままの自分を受け入れることができません。
周りから
- 「すごいと思われたい。」
- 「褒められたい。」
- 「特別な存在でありたい。」
といった感情が強く、
- 話を盛る
- 嘘をつく
- 自慢する
- マウントを取る
- 揚げ足を取る
など、「背伸び」をしようとします。
背伸びでもしないと自分を受け入れることができないということは、ありのままの自分を否定する事と同じです。
自信満々に大口叩く人は、みんな自己肯定感が低いってこと?
たしかに、スポーツ選手には「ビックマウス」と、揶揄されても、栄光を手にした選手が沢山います。
実は「大口を叩く」というだけでは、ナルシストなのか、そうでないのか、区別することはできません。
- 本当に自信を持って大口を叩く人
- 承認欲求を満たすために大口を叩く人
- 本当に自信を持って大口を叩く人
自信を持って大口を叩く人は、「自分のため」に努力をします。※これを「内的要因」と言います。
なので、言葉に行動が伴い、周りからの評価を一切気にしていません。
周りから否定されても、弾き返す「自己肯定感」があります。
- 承認欲求を満たすために大口を叩く人
承認欲求を満たすために大口を叩く人は、「他人のため」に努力します。※これを「外的要因」と言います。
なので、周りからの評価を気にして、自分を大きく見せようとします。
周りから否定されると、落ち込んで立ち直れなくなる脆さがあります。傷つくのを恐れて、行動しないのが特徴です。
このように、過度に自分を取り繕い過ぎると、周りからの評価を気にして、一切行動ができなくなってしまいます。
反対に、言葉に行動が伴なっていれば、ナルシストではないといっても良いでしょう。
繰り返しになりますが、ナルシストの人は、自己肯定感が低いのが特徴です。
「ナルシスト」って、どんな人?
ナルシストとは、自己評価が高すぎて、現実の自分を見ることができていない人のことです。
簡単に説明すると、自分の実力を、能力以上にアピールし、周りから「すごい!」と認めてもらうことだけに必死な人の事です。
- 自分の事ばかり話す人
- 自慢ばかりする人
- 他人の揚げ足を取ることに必死な人
- やけに人前に出たがる人
- やたらと承認してもらおうとする人
- 失敗を認められず他人のせいにしてしまう人
- 他人を素直に褒めることができない人
- 「すごくない?」が口癖の人
- 「私(俺)って〇〇タイプじゃん。」が口癖の人
こういった、
- とにかく「認めてもらいたい」
- とにかく「褒めてもらいたい」
- とにかく「良く思われたい」
承認欲求が異常に強くなると「ナルシスト」に陥ってしまいます。
俺は承認欲求ないから大丈夫だわ。
分かります。
しかし、この世に承認欲求がない人は存在しません。
私にも承認欲求はあります。
承認欲求は、誰にでも存在するのです。
なので、誰にでも承認欲求が存在し、周りに承認を求めてしまう可能性があることを自覚しましょう。
ナルシストの傾向がある人は「自分には承認欲求がない。」と、否定するでしょう。
しかし、本当に自己肯定感が高い人は、弱い自分を受け入れることができます。
だからこそ、「自分で自分を承認する」ことができるのです。
まずは、自分は「弱い」と自覚することから始め、少しずつで良いので、弱さを受け入れていきましょう。
このように、ナルシストの人は、自己評価が高すぎて、現実の弱い自分に目を向けることも、受け入れることもできません。
「恥」を最も嫌う性質がある
ナルシストの人は、恥をかくことに強い恐怖心を抱きます。
それは、普段から自分の本性を隠し、取り繕って生きているからに他なりません。
そのため、最も本性が可視化できる【行動】を無意識に控えるようになります。
行動すれば、同時に評価されます。
他人からの評価を恐れて、行動しなくなったナルシストの人は、心の中で自分にこう言い聞かせます。
まあ、本気出せば、いつでもできるけどね!
私もあります。
このように、ナルシストは自分自身のハードルを上げすぎてしまい、失敗を恐れて、行動ができなくなっている状態に陥っています。
行動を強制されて、失敗してしまった時は、「環境」や「他人」のせいにするでしょう。
- 「あいつがいたから。」
- 「こんな環境じゃ上手くいくわけないよ。」
しかし、その失敗した自分こそ【現実の自分】なのです。
このように、”理想の自分”への憧れが強くなりすぎると、”現実の自分”を見るのが怖くなり、その結果、何一つ行動できない人になってしまいます。
ナルシストの原因の9割は「毒親」
ナルシストになる人の原因の9割は「毒親」によるものです。
幼少期に親から与えられたものは、克服しない限り、一生付き纏(まと)います。
毒親とは、簡単に説明すると「子供の正常な発達を邪魔する親」のことを言います。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
毒親は子供に、
- 過大評価
- 過小評価
- 心理的虐待
- 身体的虐待
- 過度な批判
などをする特徴があります。
このように、子供の「自立・自律」を邪魔すると、その子供は正常なパーソナリティ(人格)を維持することができなくなります。
すると、「自己愛性パーソナリティ障害」といった、ナルシストの特徴を持った大人になってしまうことがあります。
「過大評価」と「過小評価」って、正反対だけど、どっちもナルシストになる可能性あるの?
分かります。
私も「過大評価」ならまだしも、「過小評価」は違うのでは?と、疑問に思っていた時期がありました。
しかし、私の過去を振り返ると、私自身「過小評価」をされていたにも関わらず、ナルシストの気質がありました。
- 過大評価は、相手を能力以上に褒めることを言います。
- 褒められた本人も自分を過大評価するようになります。
- 反対に、過小評価は、相手を能力以下に評価することを言います。
- 能力以下で評価された人の自己肯定感は低下し、自分を過小評価します。
しかし、過小評価された子供は、承認欲求の不満に陥り、その反発で、周囲に自分をアピールするようになります。
- 「俺はもっと凄いんだ。」
- 「周りの奴は大したことないんだ。」
など、過度に目立とうとしたり、能力以上に嘘をついたりします。
心の中では
「誰でもいいから、俺を認めてくれ!」
といった、悲痛の叫びでもありました。
漫画『NARUTO』の主人公うずまきナルトが、忍者学校で、周りに注目されるために悪さをするのと同じです。
※NARUTOを見てない方はすみません。
私も、とにかく「面白い!」と、思われたいがために、周りに迷惑をかけていた時期がありました。
繰り返しになりますが、ナルシストになる人の9割は「毒親」によるものです。
あなたの親がもし毒親であるならば、早めに対処したほうが良いです。
毒親の対処法を何か知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
完璧主義はナルシストに陥りやすい!?
完璧主義は、ナルシストに陥りやすいので、要注意です。
「こうありたい!」という理想が高すぎて、理想とは程遠い自分を受け入れる事ができないからです。
「こうありたい」という完璧な自分が理想にあり、それ以外の自分は受け入れられません。
「私はこんなはずじゃない。」
その理想の自分と現実の自分のギャップを埋めるために「言葉」で、自分を仮装するようになります。
- 「私、昔〇〇だったんだぁ。」
- 「私、実は〇〇なんだ。すごくない?」
- 「まあ、やったらできるけどね。」
- 「俺も調子良かったらできるけどね。」
- 「最近、ケガしちゃって本気出していない。」
このように、周りから完璧だと思われるために、肩書きにすがったり、できない言い訳を考えることに必死になったりします。
「流石に、そんな人いないでしょ。」と、思うかもしれませんが、思っている以上にあなたの周りに存在します。
その嘘は、周りだけでなく、自分に言い聞かせる嘘でもあります。
- 「私は、やればできるはずなんだ。」
- 「本気出してないだけなんだ。」
そう言い聞かせて、どこか自分に期待してしまっている傾向があります。
あまりにも完璧な自分を求め過ぎて、何もできなくなり、引きこもってしまう人もいます。
昔、天才と言われていたが、落ちこぼれて引きこもってしまった方などは、その典型的な例です。
このように、完璧主義は、理想が高くすぎて、現実の自分とのギャップに耐えられなくなり、相手にも、自分にも嘘を付き、心理的ストレスを回避しようとします。
「過去の栄光」はナルシストを作り出す
「過去の栄光」がある人は、ナルシストに陥りやすいです。
輝いていた頃の自分があったことを周囲の人に認知してもらいたいからです。
- 「俺は昔、〇〇だったんだ。」
- 「〇〇で優勝したことあるんだよ。」
- 「俺、昔喧嘩強かったからさぁ。」
- 「私、読者モデルやってて。」
- 「元々、運動神経良かったんだ。」
- 「〇〇でスカウトされた事があって。」
もちろん、栄光を人に話してしまうことは誰にだってあります。
これは、私にもあります。(何も栄光はありませんが笑)
しかし、異常に「過去の栄光」ばかり話す人は、かなり危険です。
なぜなら、今の自分が、それ以上成功する事ができないと、既に諦めてしまっているからです。
お年寄りが自慢話をしてしまうのは、それが原因です。
お年寄りなら仕方ない部分もあります。
ただ、小さい頃に天才と言われた人は大変でしょう。
小さい頃に好成績を出すと、「今の自分では、あの頃を超えることはできない。」と、どこかで悟ってしまいます。
「今のダメダメな自分を周りに見せるのは恥だ。」と、プライドを捨てることができずにいると、過去の栄光を無限に話してしまいます。
このように、「過去の栄光」は、その人をナルシストへと変貌させてしまいます。
「メンヘラ」も「ナルシスト」も根本は同じ!
結論から言うと「メンヘラ」は、ナルシストの一種になります。
ナルシストとアプローチの仕方は異なりますが、どちらも「最終目的が承認」であることに変わりありません。
- ナルシストとは、自分を過度に評価し、承認を求める行為です。
「こんなすごい自分を褒めて」
- メンヘラは、自分を過度に卑下し、承認を求める行為です。
「こんな可哀想な私を認めて」
- 男性脳は「結果」を大切にするため「肩書き」を主張します。
「俺、昔〇〇のユースのスタメンで、大会に優勝した事があるんだよね。」
→周りよりも”前”にいる俺を褒め称えてほしい
- 女性脳は「過程」を大切にするため「努力」を主張します。
「私だけこんなに頑張ってるのに、なんで誰も何もしてくれないの。」
→周りよりも”後ろ”にいる私を憐れんでほしい
アプローチは違うものの、どちらも「承認欲求を満たそうとする行為」に変わりありません。
逆もあるでしょ?
もちろんです。
あくまで傾向ですので、ナルシストな女性もいれば、メンヘラな男性もいます。
繰り返しになりますが、女性の方は「ナルシスト」よりも「メンヘラ」になる傾向があります。
※ちなみに、筆者の個人的な感想ですが、メンヘラ傾向の強い男性が1番面倒くさいです。
現実逃避が被害者意識を生む
人間は、現実が見えなくなると、被害者意識が強くなります。
自分に意識が向いているため、「平等な視点」で周りを見る事ができなくなります。
- 「私だけが頑張っている。」
- 「俺だけが気を遣っている。」
このように、自分に意識が向いて、現実逃避をしていると、「自分だけ努力していて、周りが自己中心的なんだ。」と思い込んでしまいます。
この「自分以外の人間は自己中心的だ。」と思い込むことを、心理学では「ナイーブ・シニシズム」と言います。
- 自分を過大評価
- 周りを過小評価
相手に意識を向ける事ができず、どうしたら認めてもらうかばかりを考えると「自分だけ正しい行いをしている。」という、バイアス(偏り)がかかってしまいます。
自分が最も自分勝手であるという事に、気づくことができません。
もちろん、相手からも承認される事がないため、余計にバイアスの沼にハマってしまいます。
「私だけこんなに頑張ってるのに、誰も認めてくれないなんて…」
このように、ナルシストは、現実逃避を続けると、徐々に被害者意識が強くなっていきます。
誰しも「悲劇のヒロイン」になりたい【認められればOK!】
結論からいうと、誰もが悲劇のヒロインになりたいと思っています。
それは、人間が承認欲求の奴隷だからです。
人間の欲求には階層があります。
下から、生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、最後に自己実現欲求というピラミッドの形をしています。
人間は、下の欲求を満たすと、一つ上の欲求を満たそうと行動します。
生理的欲求、安全欲求、社会的欲求が満たされると、「承認欲求」のゾーンに入ります。
※詳しく知りたい方は「マズローの欲求階層論」と検索してみてください。
生活が豊かになって行くにつれて、生理的欲求、安全欲求、社会的欲求はすでに満たされている人がほとんどです。
次の、承認欲求を満たすと、自己実現欲求に入り、そこで初めて目的に向かって行動する事ができるようになります。
しかし、多くの方は「承認欲求」をなかなか満たす事ができません。
そのくらい、承認欲求を満たす行為は難しいのです。
承認欲求は満たさない限り、自己実現の欲求を満たすことはできません。
俺は承認欲求なんかないけどな。
分かります。
しかし、承認欲求がない人はこの世に存在しません。
誰だって、承認されたいし、誰かに必要とされていたいと思うものです。
今、目的に向かって行動できている人は、意図的、もしくは無意識的に、自分で自分のことを承認する事ができているのです。
なので、自分にも承認欲求があるということを知りましょう。
そして、「人間なので、仕方ないことだ。」と認めてあげましょう。
繰り返しになりますが、私にだって、あなたにだって、誰にだって「悲劇のヒロイン」になりたい自分がいます。
現実を知るから、理想が見える【順序を間違えないように!】
現実の自分を知る事ができるから、理想の自分に向けて一歩を踏み出す事ができます。
なぜなら、現実の自分を把握していないと、自分をどう動かせば良いのか、何から手をつければ良いのか、全く分からないからです。
「お金持ちになりたい!」という理想を持って、収入を増やそうとしても、現実に、無駄な出費ばかりしている人ならば、多くの資産を手にすることはないでしょう。
今の資産管理の状況を正確に把握するからこそ、「無駄な出費」に気づく事ができ、効率良くお金を増やす事ができます。
このように、「現実の自分」を知ることは、「理想の自分」に、効率良く近づくための方法になります。
近寄らない、関わらないが鉄則
ナルシストは、近寄らず、関わらない事が鉄則です。
ナルシストは、自分が認めてもらうことだけに必死で、他人を認めようとはしません。
しかし、本人は、承認欲求を満たされないと、不機嫌になります。
承認してくれなかったあなたに対して、敵意を示し、あなたの意見に被せてきたり、揚げ足を取ってきたりします。
- 「いや大したことないから。」
- 「当たり前じゃん。」
- 「そんなの普通でしょ。」
- 「いや俺なんてもっと…」
- 「私の方が…」
ナルシストと関わっても、あなたにとって害しかありません。
基本的には、ナルシストとは近寄らないように、関わらないようにしましょう。
対処法は、ひたすら「承認と称賛」をするしかない。
ナルシストの対処法は、とにかく認めて、褒めちぎることしかありません。
承認欲求の不満足は、ナルシストを悪化させる原因になります。
ナルシストは、何がなんでも自分を認めてほしいという特徴を持っています。
なので、やることは至ってシンプルです。
「相手が認めてほしいものを認めてあげる」
もちろん、認める側の気分は良くないため、認める人に心の余裕がなければ成立しません。
心に余裕がない方は、とりあえず
- 「近づかない。」
- 「関わらない。」
を、徹底しましょう。
ナルシストと関わっていても、消耗しないくらいの余裕が生まれれば、ぜひ「承認と称賛」を実践してみてください。
認めてあげれば、その人も気分が良くなり、こちら側も攻撃されるリスクを回避することができます。
認めてあげると、調子に乗ってしまうのでは?
その通りです。
しかし、それで良いのです。
とことん調子に乗らせてあげた方が、結果的にマイナスを最小限に減らすことができます。
今度は、あなたの話を批判することだけに必死になります。
簡単に言うと「ナルシストは認めてあげないと、もっと面倒くさくなる。」という事です。
だとしても、そんな人は認めたくないよ。
よく分かります。私だってそうです。
なので、ナルシストには、基本的に「近づかない」「関わらない」が鉄則になります。
ナルシストを克服するには、
- 本人による気づき
- 長期的に承認する
の2つしかありません。
どちらも、物凄く長い時間を要する事であり、その人のために、あなたの大切な時間を消費するのは、非常に勿体無い。と、筆者は感じます。
ナルシストの人に、長期的に承認と称賛し続けられるという、メンタル強者以外は、近づかないのが妥当でしょう。
まとめ
以上、今回は「自己肯定感が低いナルシスト」について解説しました。
今回の内容をまとめると
- ナルシストは、自己肯定感が低い特徴があります。
- 承認されるために大口を叩く人は、ナルシストです。
- 目的を達成するために大口を叩く人は、ナルシストではありません。
- ナルシストは「言葉」ではなく「行動」で判断しましょう。
- ナルシストは、自己を過大評価し、弱い部分に目を向けることができません。
- ナルシストは、本来の自分を知られる事に強い恐怖心を抱きます。
- 自己防衛策として、話を盛ったり、嘘をついたりします。
- 毒親・完璧・成功の3つがナルシストを引き起こします。
- ナルシストの原因は、幼少期の親の教育によるものがほとんどです。
- 過大評価と過小評価は、本人のパーソナリティー(人格)を歪ませます。
- 完璧主義は、理想が高すぎて、現実の自分を受け入れられません。
- 過去に成功した経験がある人、かつて優秀だった人は、ナルシストに陥りやすいです。
- 「メンヘラ」も「ナルシスト」の一種です。
- 現実逃避をすると、被害者意識が強くなり、物事を平等に見られなくなります。
- 私にも、あなたにも、誰にでも、承認欲求は存在します。
- 「承認欲求」の存在を認めることが、ナルシストに陥らない方法です。
- 理想を追い求めるためにも、現実に目を向けることが大切です。
- ナルシストの人と距離を置くことが1番です。
- ナルシストの人と会話しても、メンタルを消耗しなくなった時、初めて関わってみましょう。
- ナルシストを克服する方法は、「本人が気づく」と「長期的な承認」の2種類しかありません。
- 正論で否定すると、ナルシストが悪化するので、気を付けてください。
ナルシストの人と関わるのは、とても体力を消費します。
幼少期に、親にまともな躾をしてもらえなかったと考えると、同情できる部分もあるのではないでしょうか?※もちろん、そうでない場合もあるので、一概には言えません。
かといって、「ナルシスト」の自分勝手な振る舞いを、許して良い訳でもありません。
何度も言いますが、まずはナルシストの人とは関わらないようにしましょう。
それは、あなたのためであり、ナルシストの人のためでもあります。
ナルシストの人を認められるメンタルを持つまでは、互いに干渉しないのが良いのではないかと、筆者は考えます。
一番やってはいけないことは、自己犠牲的にナルシストと関わり続けることです。
自己犠牲は、正義でもなんでもありません。まずは、自分を優先してあげてください。
あなたの親は毒親ですか?
もし、自分の親が毒親であるならば、早めに対処をした方が良いです。
毒親は、あなたの「パーソナリティ(人格)」を歪ませる一番の原因です。
適切な対処をするために、
まずは、毒親の種類や特徴について詳しく知ることから始めてみましょう。
「毒親の対処は何をすれば良いのかわからない」
そんな方は、こちらの記事をご覧ください。
毒親の対処法について幅広く解説しています。
自己肯定感の高め方を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
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