✔︎本記事の読者
- 「どんな人が、毒親って言われているの?」
- 「毒親じゃない人ってどんな人?」
- 「どう言った人が、毒親になってしまうのか?」
- 「なんで、毒親になっちゃうの?」
今回は、こういった疑問に答えます。
よく耳にする毒親という言葉について知りたい方もいれば、自分の親が毒親なのか知りたい方もいると思います。
もしくは、自分が毒親になっていないか心配になっている方もいると思います。
本記事では、毒親の特徴と、その原因について、詳しく解説しています。
毒親の理解、毒親の対処、毒親の克服をする際に、本記事を参考にしてみてください。
✔︎本記事の内容
- 毒親の特徴6種類を解説します
- 毒親の種類は毒親の数だけ存在します
- 毒親の本質的な特徴を解説します
- 毒親は自分と子供を同一化して考えてしまいます。※解決策は【分離】です。
- あとがき
✔︎著者の経験
今回は、毒親にはどんな特徴があるのか?について詳しく解説していきます。
※毒親の定義については、第二章「毒親の本質的な特徴を解説します」にて解説していますので、そちらをご覧ください。
毒親の特徴6種類を解説します
✔︎毒親6種類の特徴
- ①”無関心”な毒親
- ②”恐怖”を植え付ける毒親
- ③”洗脳”する毒親
- ④”拘束”する毒親
- ⑤”心配”する毒親
- ⑥”罪悪感”を与える毒親
それぞれ解説していきます。
その①:”無関心”な毒親
✔︎どんな人?
子供に一切興味がなく、育児を放棄する親です。
✔︎詳細説明
子供に無関心な親は「自分にしか興味がない」という特徴を持っています。
✔︎パターン
- ①仕事にしか興味がない
- ②遊びや趣味にしか興味がない
- ③夫にしか興味がない
あまりに無責任な話です。
過保護とは真逆の考え方で「これぐらいは大丈夫だろう。」といった、命を育てることに対する軽視、自覚の欠如があります。
こういった愛情不足は、子供の正常な発達の大きな障害になります。
また、近年共働きが増え「仕事が忙しすぎて育児が難しい」といった現状もあります。
✔︎カテゴリー
- ネグレクト
- 育児放棄
✔︎口癖
- 「…」(無言)
その②:”恐怖”を植え付ける毒親
✔︎どんな人?
教育を放棄し、自分の感情を子供にぶつける親です。
✔︎詳細説明
親は自分の感情を抑えることが出来ず、子供に暴言を吐いたり、暴力を振るったりします。
- 教育ではなく、命令をする。
- 好奇心で動かすのではなく、恐怖で動かす。
子供は好奇心をなくし、自信をなくし、自分で考えることをやめます。
全ての行動が「怒られないため。」といった、恐怖への回避が原動力になってしまいます。
私自身がまさにその状態に陥っていました。
私は、自分の意見を持たず、人の顔色ばかり伺い、言われたことしかできない人間なっていました。
なので、恐怖を植え付けると、正常な発達に必要な「好奇心」と「自信」がなくなってしまいます。
✔︎カテゴリー
- 虐待する人
- 自分の感情を抑えられない人
✔︎口癖
- 「うるせぇ」
- 「ボケ」
- その他の暴言と暴力
その③:”洗脳”する毒親
✔︎どんな人?
子供を自分の価値観に染め上げて、子供に選択肢を与えない親です。
✔︎詳細説明
自分の考えが正しいと思い込み、その固定観念のもとに子供を洗脳します。
人は30歳を超えると頭が固くなっていき、新しいものを受け入れづらくなると言われています。
つまり、変化することに抵抗を覚えはじめます。
人は行動しなくなると、過去の成功体験から物事を判断してしまいますが、時代が変われば、その成功体験は通用しなくなっていきます。もしかしたら、その成功体験が現代では、逆効果になる場合もあるかもしれません。
昔は、日本の製造業は世界トップレベルでした。その時代では、「周りと同じ」という人材が求められていました。しかし今は、「周りと違う」という人材の方が市場価値が高いです。それは、ITやAI、仮想通貨など変化が激しい時代になっているからです。
周りと同じことをしていたら、AIに仕事を奪われたり、複雑な仕事に対応ができなかったりします。人と違う思考を持っているからこそ、新たな価値を創造することができます。
これだけでも今と昔で、考え方が正反対になります。
しかし、現状を理解できていない親は、昔の成功体験をそのまま子供に洗脳してしまいます。
- 子供は、社会人になって苦しむことになります。
- 子供は、自身が洗脳されていることにすら気がつきません。
「あたりまえだと思ったら、自分の家族だけだった」といった経験はありませんか?
まさに、この「気づいた瞬間=洗脳が解ける瞬間」なのです。
自分以外の異なる価値観を持っている人と、沢山会話し、受け入れていきましょう。
多くの価値観に触れることは、毒親に縛られない人生を歩む、大きな一歩となります。
✔︎カテゴリー
- 過干渉する人
- 自分と子供を同一化してしまう人
✔︎口癖
- 「〇〇しろ」
- 「〇〇しなさい」
その④:”拘束”する毒親
✔︎どんな人?
子供の好奇心を抑制し、行動を制限する親です。
✔︎詳細説明
親は、子供の時間やモノ、場所、興味に制限を与え、自主的に行動できないような環境を設計します。
子供がやること、考えることを頭ごなしに「ダメ」と否定してくる親はまさにそうです。
- 子供は制限されるほどストレスを感じます。
- 子供は制限されるほど欲求が膨れ上がります。
- 子供は制限されるほど思考停止します。
- 子供は制限されるほど他責思考になります。
- 子供は制限されるほど不幸になります。
※自己肯定感(じここうていかん):自分という存在には価値があると実感すること。
自分という存在を守るためにも、親に否定されたら、無視しましょう。もしくは、聞いたフリをして、頭の中に入れないようにしていきましょう。
✔︎カテゴリー
- 過介入する人
- 束縛する人
- 「ダメ」と否定する人
✔︎口癖
- 「〇〇してはいけない」
- 「〇〇しちゃダメ」
その⑤:”心配”する毒親
✔︎どんな人?
子供が心配すぎて、子供を必要以上に手助けしてしまう親になります。
✔︎詳細説明
親は、子供が考えたり、行動したりするたびに口出しします。
子供の自立や発達を優先するよりも、心配の方が上回ってしまい、過度に手助けをしてしまいます。
心配する原因は、毎回【最悪の想定】ばかり考えてしまうからです。
✔︎最悪の想定
- 街で襲われたんじゃないの?
- いじめられているんじゃないの?
- 騙されているんじゃないの?
- 洗脳されているんじゃないの?
- 事故にあったんじゃないの?
親の頭の中では、あらゆる憶測が飛び交っています。
そして、子供への心配が強すぎると、かえって子供を否定して傷つけてしまう傾向があります。
私の母親はそうでした。
父親とは正反対でとても優しい方なのですが、子供を大切にしすぎるあまり、何をするにも「誰とどこに行くのか?」「その子はまともな子なのか?」などといった、リサーチを始めます。
母親からは信用されていないことに、強いショックを受けることは多かったです。
子供を思いすぎて、かえって子供を傷つけてしまっているパターンです。
親の心配症は治りません。なので、心配症であることを前提に、対処しなければいけません。
私は、友達とどこかへ出かける前に、事前に「誰と、どこへ、何しに行くか」を詳細に伝えています。
親が心配症で悩んでいる方は「事前に、積極的に、コミュニケーションを取る」ということを意識してみましょう。
繰り返しになりますが、心配の度を超えると、子供を傷つけてしまう可能性があります。
その都度、傷つくことも、イライラすることもなくなります。
✔︎カテゴリー
- 過保護な人
- 心配性の人
✔︎口癖
- 「〇〇するのはやめて」
その⑥:”罪悪感”を与える毒親
✔︎どんな人?
子供への愛が強すぎて、子供に承認を求めてしまう親です。
✔︎詳細説明
親は、被害者意識が強く、満たされない承認欲求を子供に押しつけて「罪悪感」を与えます。
自分を犠牲にして、子供を育てているという自己犠牲心が強い人ほど、子供に罪悪感を植え付ける傾向にあります。親は、自分を犠牲にしているけど、誰からも見返りがないと考えます。
すると、満たされない承認欲求が、自己愛型に豹変していきます。
【私はこんなに頑張っているのに誰も認めてくれない】
すると、【認めてもらう行動】を取り始めます。
✔︎認めてもらう行動
- お前のために腹を痛めて産んだ
- お前のために会社を休んでまで育てた
- お前のためにお金を稼いでいるんだ
- お前のために〇〇しているんだ
このように、子供を攻撃対象にしてしまいます。
こういった人は「人のためが自分のためになる。」という考えが欠如しています。
現状を冷静に理解できれば、被害者だと名乗ることはなくなります。
母親が【罪悪感】を与える親だった場合は、父親もしくは社会が原因の可能性があります。
共働きの時代で、家事をしない男性は未だに存在します。私の父親がそうです。
単純に計算すると、女性の仕事量は男性の2倍だといえます。
「子育ては母親がするものだ」
このような、父親、もしくは身の回りの人の固定観念のせいで、母親は1人メンタルを消耗させながら子育てをしていたのかもしれません。
だからといって、子供に罪悪感を植え付けることは間違っています。
ただ、その原因は別のところにあるかもしれないということを把握しておくことはとても重要です。
この返答で、罪悪感を植え付ける母親の原因は誰なのか?が分かると思います。
繰り返しになりますが、親は承認欲求が満たされないと、子供に「罪悪感」を与え始めます。
✔︎カテゴリー
- メンヘラ
- 自己犠牲心の強い人
✔︎口癖
- 「〇〇するなんてヒドイ」
- 「〇〇するなんて悲しい」
- 「お前のために〇〇しているんだから」
※口癖はあくまで目安です。
毒親の種類は毒親の数だけ存在します
毒親に明確な定義がないため、種類も明確な区切りはありません。
明確に存在することは「利己主義」なのか「利他主義」なのか、の2つだけです。
簡単に説明すると、親の目的が「自分のため」なのか「子供のため」なのか、の2つが存在し、その間の度合いで、毒親の種類が決まるということです。
✔︎目的と手段
〈利己的利己主義〉
↑
- ①”無関心”な毒親
- ②”恐怖”を植え付ける毒親
- ③”洗脳”する毒親
- ④”拘束”する毒親
- ⑤”心配”する毒親
- ⑥”罪悪感”を与える毒親
↓
〈利己的利他主義〉
※利己的利己主義:自分のためにやっていることで、自分のための行動をしている。
※利己的利他主義:相手のためにやっていることが、自分のための行動になってしまっている。
→どちらも、結果的には利己的な行動に変わりありません。
毒親の種類は、色のグラデーションのようなものです。
人間が識別できる色(可視光線)は紫色から赤色の間だと言われています。
紫と赤の間は、グラデーションになっていて、人間の裁量で区切って、色に名前をつけています。
虹は7色で構成されていると日本では認識されています。
しかし、アメリカやイギリスでは虹は6色だと考えられています。ロシアやインドネシアに関しては、虹は4色だと考えられているそうです。
このように、毒親の種類というのも、曖昧な要素がとても多いです。
今回私は、「自分のため」「子供のため」の間を6つのカテゴリーに分類して解説しました。
ここまで読んだ方の中には「子供のためと考えている親は、毒親ではなないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
私も初めは、その矛盾に悩んでいました。
なぜなら、子供のためを思っても、実際にやっている躾(しつけ)が子供のためになっていないというケースがよくあるからです。
子供の将来のために、勉強を嫌がる子供を無理矢理させようとするケースがあります。
結果的に、子供は勉強がもっと嫌いになり、「勉強=苦行」と捉えるようになってしまいます。
これは「子供のためにやったつもりが、自分のためになってしまっている。」という状態の典型的な例です。
- 子供に勉強をやらせることは誰にでもできます
- 子供に勉強をやりたいと思わせることは簡単にはできません。
子供が自ら進んで勉強するためには、親が普段から勉強を楽しんでいなければいけません。
「勉強=苦行」だと教え込まれた親は、子供に同じ教育をします。
毒親が毒親を生産し、毒親は自分が毒親であることに疑問を抱きません。
その結果、子供のために教育しているつもりでも、子供の正常な発達の邪魔をしてしまうといった、不思議な現象が起きてしまいます。
繰り返しになりますが、毒親の種類は「自分のため」「子供のため」という二つ軸の間に無数に存在し、「子供のため」だとしても良い親とは限りません。
毒親の本質的な特徴を解説します
何度も繰り返しになりますが、毒親には明確な定義や明確な種類はありません。
毒親という言葉は、1989年にスーザン・フォワードさんが『毒になる親一生苦しむ子供』(講談社刊・玉置悟 訳)という本を出版し、世の中に浸透しました。
毒親を簡単に説明すると「子供の正常な発達の妨げになる親のこと」をいいます。
正常な発達とは「子供が自ら進んでやりたいことを見つけ、行動すること」です。
なので、本来の親の役割は、子供にやりたいことを見つけさせることであり、子供がやりたいと思ったことを、全力でサポートすることだと言えるでしょう。
それに対して、毒親は「子供のやりたいことをやらせない親」のことを指します。
毒親度が高くなると、子供がやりたいことを考えられなくなるような状況や、環境を親が無意識に設計してしまいます。
子供は好奇心旺盛で、気になったものがあれば、沢山質問します。
✔︎あなたに質問です
- 「あなたの親は質問に答えてくれましたか?」
- 「あなたの親は質問を一緒に考えてくれましたか?」
- 「あなたの親は質問を受け入れてくれましたか?」
- 「そもそも、親に質問できる環境はありましたか?」
※私の父親はNOでした。
まずやってはいけないことは、頭ごなしに否定したり、質問に答えなかったりすることです。
子供:「〇〇って何?」
毒親:「うるさい!」「理由なんか考えるな!」「いいからやれ!」「わからない。」
これは、子供の「好奇心」に蓋をする最低の行為になります。
✔︎否定と好奇心は反比例する
- 子供は、「質問に答えてもらえなかったなあ」と、思います。
- 子供は、「質問することは悪いことだ」と、考えます。
- 子供は、「疑問を持つことは悪いことだ」と、考えます。
- 子供は、「欲求を持つことは悪いことだ」と、考えます。
- 子供は、何も考えなくなります。
結果的に、「好奇心」をなくし、思考停止したまま大人になります。
言われたことしかできない、使えない大人へと成長していくのです。
私自身「欲を持ってはいけない、自我を出してはいけない」といった環境で育ちました。
何の理由もなく、父親のその時の気分で怒鳴られ、殴られました。
私は「自分のやりたいこと」など考える余裕もなく、ひたすら父親の機嫌を良くすることだけを考え続けていました。小学生の頃にはもう「世の中は理不尽で、欲を出す人は愚かな人なんだ。」と、固定観念を自ら作り上げていました。言われたことを忠実にこなし、相手に合わせて機嫌を取るためだけに生きていくようになりました。
自分に中身がなく、他人から意見を求められても、何も答えられませんでした。
「あなたはどう思っているんですか?」この言葉がトラウマでした。※今は全くそんなことはありません。
『本当の自分』が分からないまま大人になり、自分の意見を持たない大人は「使えない人」というレッテルを他者から勝手に貼られてしまいます。
繰り返しになりますが、毒親というのは、言葉や体、態度、状況、時には環境を利用して「子供のやりたいことを否定」していきます。
毒親は自分と子供を同一化して考えてしまいます。※解決策は【分離】です。
毒親になる1番大きな要因は、親が子供を同一化して考えしまうことです。
※同一化は危険な思考なので、もし他で出会った際は、すぐに離れましょう。
同一化とは、自分と他人を同じ枠組み入れて、混同させてしまうことをいいます。
簡単に説明すると「私がやりたかったことは、きっと子供もやりたいに決まっている。」と思い込んでしまうことです。
自分が叶えられなかった夢を子供に託す親は、まさにそうです。
多様性を推進している現代で、未だに多様なものを受け入れられない人は、総じて「同一化」意識が強いです。
✔︎「同じ人間なのに〇〇が違うのはおかしい」
- 肌色
- 髪色
- 髪型
- 宗教
- 性別
- 身分
- 思想
- 価値観
- 土地
- 文化
- 国
→「おかしい」と言い出します。
なぜおかしいと思ってしまうのかというと「自分がそれに該当していないから。」です。
つまり、同一化は、自分を基準に考えてしまい、自分と違うモノをおかしいと思い込んでしまいます。
客観的に見れば偏っている考えだとしても、自分は「常識人」なはずなのだから、自分以外の人が「変人」なんだ、と考えてしまいます。
これを心理学用語で「偽の合意形成効果」といいます。
親が子供に対して、この考えを持っていると思うと、かなり恐ろしく感じられるのではないでしょうか?
付き合っている相手を束縛する人は、その傾向が強いです。
SNS上でのアンチコメントをして、炎上させる人もそれにあたります。
ネットという伝達手段の拡張により、自分の意識範囲も拡帳したと錯覚する人が非常に多く見受けられます。
芸能人の不倫問題で、当事者以上に反応して攻撃する人は、自分の意識範囲が広がったと勘違いしてしまっている典型的な例です。
全く関係ない家族問題に口出しするというのは、よく考えればおかしな話でもあります。
わざわざ、隣町のよく知らない人の家に行って、悪口を言いに行くことは、普通はしないと思います。
しかし、ネットではこういった行為が、フリック1つでできてしまうため、錯覚を起こしやすくなってしまいます。
そして、「分離」した他者との違いを受け入れて尊重する必要があります。
分離して考えるようになると、多様なものを受け入れるマインドを持つことができるようになります。
ここまで読んだ方の中には「他者と分離させるのって、なんか冷たくない?」と思う方もいるかもしれません。
たしかに、自分と他者を分けるのはちょっと冷たく感じられるかもしれません。
しかし、この考えは「相手のため」といった行動を取る際に、とても重要な考えでもあります。
「同一化」している親が「子供のため」に何かしたとしても、それは「子供のため」にならないことがほとんどです。むしろ、子供の正常な発達を邪魔してしまいます。
それだけでなく、子供に嫌がられたり、うまくいかなかった時には、「あなたのためにやっているのよ!」と、子供に感情をぶつけはじめます。
子供も1人の人間です。子供には、子供のやりたいことがあります。
それが理解できれば、子供主体で教育することができるようになります。
親が子供に、子供が親に依存しなくなり、相手に感情をぶつけることもなくなります。
なので、「自分は自分、相手は相手」と考えることは、一見冷たく感じられるかもしれませんが、長期的な関係構築、多様な価値観を受け入れる際に必要になります。
※親がうるさい理由をもっと詳しく知りたい方はこの記事をご覧ください。
あとがき
今回は毒親の特徴から、毒親になる人の特徴まで解説しました。
毒親は明確に定義されていない分、種類も多岐にわたります。
第4章では、「同一化」は毒親を生むと解説しました。
恐らく、あなたの身の回りの人で、物事を同一視している人はかなり多くいるのではないでしょうか?
「同一化」している人の数=将来毒親になる可能性がある人の数だと言えるでしょう。
世の中の多くの人が、毒親になる可能性があると考えたら、少し怖くなりませんか?
もしかしたら、この記事を読んでいる読者の中には、現在毒親で悩んでいる方もいると思います。
もし、あなたの周りで、物事を同一視している人がいたら、距離を置くことをオススメします。
固定観念というのは、本人が気づかない限りどうしようもありません。特に、自分の親ならば、なおさらです。経験値の少ない子供に何を言われても、戯言(たわごと)だとしか思われません。
なので、物事を同一視している毒親には、適切な対処が必要になります。
もし、あなたの親が「毒親」であるならば、早めに気づくことが大切です。気づいて理解することで初めて、適切な対処ができるようになります。
私はこの他にも「うるさい親」「毒親」をテーマに記事を書いています。
毒親に縛られた生活から抜けて、自由な生活をしていきたい方は、是非、他の記事もご覧ください。
一緒に毒親マスターになりましょう!※関わらない事が1番ですが笑
コメント